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【コラム】今、北海道で「静かに」起こっていることー中国の侵略(6)

Global News Asia 2022年3月22日 6時0分

 弊社で、この記事を連載にするかどうか会議が開かれたのは、昨年暮れのことだ。ウガンダを始めとしたアフリカ諸国の空港、グリーンランドやフランスの空港建設に中国資本が入り込んでいる。危惧する声も高いが、今のところ、建設資金に関して支払いができないならば、数十年中国企業が管理しますよ~的に善人のスタンスである。

 今回は北海道に焦点を当てたが、新潟など日本海側の都市にも中国資本が進出している。海路から容易に入出国できるようにだろうか。

 日本の大手と言われる企業も、中国資本に経営母体が代わっている。スマホゲームの著作権や収益が、中国の企業に搾取されている記事に関して調べている時だった。小泉元首相がその政治生命をかけて成し遂げた郵政民営化。その日本郵政買収にも、そのゲームの関連会社の名前を見た時には、息が止まりそうになった。ネット記事を書いているだけの筆者ですら、記事にしていいのかと自分の命を天秤にかけた(おかげさまで、コメント0の記事だったので、逆の意味で成功だったが)。

 「もしかして、中国は各国を買い上げて、世界中中国にしてしまって、それって、もう戦争はしたくない、世界平和を実現したいんですかね~」と話した直実に、ウクライナにロシア軍が入った。オリンピック・パラリンピックを無事に行うために表面上はなにもしていないような顔をしている中国も、もう始動することができる状態になった。嵐の前の静けさならよいのだが、中国が黙っているとは思えない。

 各国がウクライナ在住難民引き受けを、このコロナ禍でも表明している。ウクライナ在住中国人は6000人とも言われる(中国はなぜか人数を明らかにしない)。経済的に力を持っている中国が、各国政府に働きかければ、優先受け入れされる難民が実は中国人の可能性もあるのだ。難民は自国に帰れず、そのまま日本に定住する。過疎地だけでなく、受け入れを表明している自治体に均等割りされる。そして、その土地のリーダーとして中国化を進める。ちょっと怖い妄想をしてしまった。

 地球人として、一人一人の人間として、「あの民族は嫌いだ」と言う言葉は、平和に一番遠い言葉だろう。人と人は話してみれば、分かり合えると日本人はどこかで思っている。けれど、その日本人同士だって些細な事で殺傷事件に安易に発展する昨今。母国語が日本語ではない中国人とどこまで分かり合えるのか。

 弊社の盟友(恐縮)韓国人が発祥させたと言われる、アプリLINEの内容も、なぜか中国人が簡単に読んでいたと情報流出事件も発覚している。電子メールも似たようなものだ。だったら、昔に戻って郵便で連絡を取るという手法もある。だが、その郵便を引き受ける日本郵便が中国傘下になってしまったら(ほぼ決まっているとのこと)、通信の自由という権利も守られないことになる。

 一般市民のLINEや電子メール、郵便(いわゆるお便り)に書くことなど「誰に見られても全然問題ない」と一笑にふす日本国民は多いが、身内に見られて困ることは多々書いているのだ。

 4000年の歴史を持つ大国・中国。中国は、いったいなにをしようとしているのか。…だが、それすら、核ボタンを押せる立場の狂人が指先に力を入れた瞬間、兵どもの夢の後になってしまうだろうに。

<取材は、続けます。お楽しみに>
【編集 : fa】

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