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【コラム】コロナ感染者が増大する韓国に、選手は派遣できないー中国

Global News Asia 2022年3月28日 6時0分

 2022年5月、韓国で、eスポーツの大会「2022 MSI」が開催される予定だ。予定であって、5月まであと1か月余りの今になっても公式発表はない。

 MSIとはなにか。世界選手権に次ぐ2番目に重要な国際リーグオブレジェントトーナメント、だそうだ。eスポーツ愛好者にはお馴染みかもしれないが、eスポーツがゲームを通してのスポーツの大会レベルで理解している者であっても、重要な大会なのか自体さっぱりわからないものだ。

 日本郵政の中国買収企業の一つとしてささやかれている韓国の大手広告代理店「T」のポータルサイトは「韓国に実際に行くことが危険」と主張している。

 この大会に出場する選手は、新型コロナ罹患者が多いらしい。その後遺症の精神的な部分のダメージは早々完治はしない。それが日常的なトレーニングや競技力をキープし難いと言う。中国の代表選手として優勝チームが、韓国に行くのは「危険」とまで。この場合の危険とは、韓国人に感染させてしまうことではない。

 日々増加の一途を辿る韓国の新規感染者と接するのが「危険」だと言う判断だ。しかし、オンラインの大会や開催国さえ変えれば、参加するという主張だ。
ちょっと待て、2月から3月にかけて、感染者急激減少と言うことで、オリンピックやパラリンピックを開催していたのはどこの国だろう。少しだけ韓国に同情してしまう。

 オリンピック等は強行したのに、2020年のMSIは中止され、2021年に行われたMSIは中国からアイスランドに開催地を変更している。それは、中国が一番危険と言うことを、中国自ら認めたということではないか。

 敵に回したら、命さえ怖い「T」社が言うのだから、中止にしたほうが韓国国民のためじゃないだろうか。オンラインでできるなら、それもよし。どんな理不尽なことでも中国に逆らってはダメだ。今日だけ、我慢してくれ、韓国。悔しい気持ちはよくわかる、お前に言われたくない気持ちも。
【編集 : fa】

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