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ラオス南部で河川が氾濫し洪水=周辺住民は一時避難

Global News Asia 2014年8月10日 15時29分

 2014年8月4日頃より、ラオス南部サワナケートやチャンパサックにおいて、豪雨のためメコン川支流の河川が増水・氾濫し、多くの地域が冠水した。

 周辺住民は避難を余儀なくされていたが、救援隊や物資も到着。徐々に落ち着きを取り戻しつつある。

 東西回廊が通るラオス南部のサワナケート県コンセドン地区では、8月2日頃から地域を流れるセドン川が増水。8月5日にかけて周辺地区に洪水をもたらした。

 このため、流域周辺60村に住む4600世帯と田畑が水に浸かったうち、27村の約1万1800人が周辺道路が水没したために一時孤立したが、現在は救援隊と物資が届いている。

 また、カンボジアとの国境を接するチャンパサック県でも洪水の被害として、約1万1000人が被災したほか、8つの精米場、2つの浄水場、21の養魚池のほか3000ヘクタールなどが冠水したものの、現在は水も引き、落ち着きを取り戻している。

【翻訳/編集 : そむちゃい吉田】

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