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【コラム】逃げるなら、今だ! パスポートがあるうちにー中国

Global News Asia 2022年5月18日 6時0分

 2022年5月、中国人が中国を捨て始めている…但し、富裕層だが。中国と言えば、新型コロナ発祥の国として、世界中に知らぬものなどほぼいないだろう(認めない国はあるだろうが)。

 中国では、度重なるロックダウンと情報統制が行われている。正確な新型コロナ罹患者は、おそらく政府でも把握していないだろう。さらに適切な医療も行われているとは限らない。先ごろロックダウンされた上海市には、無数の死体の山があるともささやかれている。そのためか、富裕層の住民でさえ食料が手に入らないと。

 そんな国内の噂に対して富裕層の中国人は、海外移住に希望を見出している。金ならあるのだ。特にカナダが人気の地らしい~アグネスチャンの中国側家族はカナダに移住済み。

 その他に、25万ドル(約3250万円~5月中には40万ドル=5200万円になるらしい)の資産を持っているなら、ほぼ無条件で移住できるトルコなどが続く。

 もちろん中国政府が黙って、移住をさせるわけがない。富裕層すべてに中国を捨てられたら、国は成り立たない。貧乏人の中国人など国は、国民の一人とはカウントしないであろう。

 湖南省では3月末より、HPを通じ、企業の雇用主(ここが富裕層)に、全従業員及び家族のパスポートを警察に引き渡す通達を行っている。

 湖南省だけでなく、この措置は今後、中国全土で実施される予定だと言う。拒否した場合、逮捕されるだけだ。富裕層であっても、中国で収監されれば生きて帰ることは難しいであろう。

 だから、今、今すぐなのだ。しかし、世界中に「中国の土地」を持ち、中国世界征服計画が遂行されている中で、逃げ切れるのか。逆に、その「中国の土地」でもっと金儲けをするために派遣される、それが真実かもしれない。中国はなんでもありだ。
【編集 : fa】

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