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【コラム】闘う気も、罪を償う気もなくウクライナへ 韓国

Global News Asia 2022年5月27日 6時0分

 韓国人ユーチューバーが、自称義勇軍でウクライナに渡ってから2か月3カ月経っただろうか。彼は時々消えた。ネタ取材のためかもしれないし、怖くてどこかの空き部屋に引きこもっていたのかもしれない。

 その中で、韓国政府は、政府の許可も得ず、パスポートの正しい使い方もせず、勝手にウクライナに入った韓国人たちを、犯罪者認定している。それは、政権が代わってもブレていない。

 このほど、そのユーチューバーが「帰国したい」と言い出した。けがの治療のためだ。それほど深刻ではないらしいが、専門治療を集中的に受けリハビリもしなければならないと言う。疑われないよう念を入れて、MRIに横たわっている姿を、ユーチューブサイトにUPしている~(5万歩ほど譲って)同じ人間としてウクライナの医療者に謝りたい気持ちだ。いや、どうして、金属の持ち込みが禁じられているMRI室にカメラを持ち込めたのか、検査は行わなかったんじゃないかとも反面思う。

 ウクライナは戦闘のため、満足な治療を受けることができない~残っている自国民で手一杯だろう。ゆえに、韓国での治療を彼は選択したそうだ。なぜ?

 韓国では、監獄にいる元大統領も、病気の際は民間の病院に入院し検査し治療することができる。ただ、元大統領と言う肩書があるからできることであり、一般犯罪者にはハードルの高いことだろう。

 このユーチューバーは、自称義勇軍と言うことでなにか勘違いをしているようだ。病気だとしたら、罪が帳消しになり、入院して「あわやタダで」治療できると思っているのではないだろうか。治療が終わったら、またウクライナに飛ぶそうだ。

 「韓国の法律はおかしい、義勇軍になった自分を逮捕するなんて。だから、ウクライナ政府が私の見方になってくれるように、弁護士も頼んだ」としている。

 要するに、編集してUPする時間を得るための帰国ではないだろうか。それだけ収入になり、話題の人になり、本気で英雄になれる…な~んて思っているとしたら、あさましいな。

 きちんと逮捕して、撮ったと思われる映像も確保して一人の犯罪人にして欲しい。二度とウクライナに迷惑をかけないように。闘いに行ったんだろ。ケガも病気も覚悟の上で、ウクライナに命を差し出す覚悟がない韓国人は、迷惑なだけだ。
【編集 : fa】

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