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【コラム】空軍ジャンパーの似合う素敵な大統領ー韓国

Global News Asia 2022年6月6日 6時0分

 美人の奥様には叱られなかったようだ…ニュースとして解禁されたのだから。韓国空軍のジャンパーに袖を通した尹錫悦大統領は言った。「私は、恰幅がいいから、似合うでしょ」。

 大統領自身では太っていると思っていて、例えば梨泰院などに出かけて、既製品を探すがなかなかないとも語る。確かに体格がよすぎると、大統領夫人のように通販で気軽に「国民が買える」お値段の服は買えない。じゃあ、3L以上の専門店に行けば大丈夫かというと、ジャストサイズはなかなかない。報道で見る限りは、お相撲さんレベルではないので、部分的に既製品は合わないということだろうか。私生活をさりげなく語る大統領がいた。

 大統領は、このジャンパーがいたく気に入ったようだ。「今後、安保状況があったり、民望訓練の際は、これを着ますね」と笑った。

 実は、青瓦台を離れた新しい執務室から、国防部・合同参謀本部庁舎まで160メートルほどしか離れていないのだ。もちろんこの日も、徒歩移動。今までの大統領なら、突然撃たれたりしないように、安全な車に乗るだろう。とても庶民的な大統領が誕生したと言ってよい。「大切な国防省庁舎に、大統領府の主要機能(執務室など)を移動したことで、ご苦労をおかけしました」とねぎらいの言葉も忘れない。

 このジャンパーには、右胸に「第20代大統領 尹錫悦」。左胸に大統領の標章がつけられていた。もしかしたら、妻も欲しいというかもしれない。

 執務室のごく近くに国防部がある。同胞であっても敵国になる国や、今戦場になっている国たちを思うに、この移動は、適切なことだったかもしれない。
【編集 : fa】

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