2022年6月9日、タイで大麻栽培に関する新法が施行された。これにあわせて大麻草の苗木100万本が配布されるなど、これまで麻薬取締法で取り締まられてきた大麻が一転、合法的なものとして新たな市場として注目されている。
タイではすでに2018年から医療用として大麻の利用が合法化されていたが、今年ついに個人用としての大麻栽培が合法化された。すでにタイの市場では、大麻由来成分を含む製品としてコーヒーや清涼飲料、食品からコスメや芳香剤などの幅広い商品がコンビニなどでも販売されている。
また、日本を含む世界からもタイのこうした動向には注目が集まっている。ある関係者によると日本の某有名食品メーカーや飲料メーカーなどから、すでに数トンのバックオーダーを抱えている状況だという。新たな商材として巨大なマーケットになることは、タイ政府の目指すところでもあり、今回の家庭への配布も、大きな需要に追いつかない供給をサポートする目的もあると思われる。
今回の大麻解禁について、約20年前からタイ政府と共同で研究した第1人者であり、タイ独自種であるイサラ01を開発したセティアンポン・ゲオソット農学博士は、次のように語った。
「今回タイ政府が合法とした大麻栽培は、精神活性成分のテトラヒドロカンナビノール(THC)の含有量が0.2%未満で、さらに製品化する際に0%にすることで安全で安心して使用できます。わたしのところにも、日本をはじめ多方面から問い合わせが来ていますが、すでに生産可能量を大幅に超えている状況です。大麻由来成分を正しく使うことは、健康志向が高まっている中で、人々にとって大きな恩恵ももたらします。巨大な需要に供給がどこまで追いつけるのか。これも違法な製品を増長させないためにも必要なことです。わたし自身は日本で農業を学びましたので、日本への恩返しとして、日本人の健康のためにもこれらの製品が普及してくれることを望んでいます。」
【編集 : そむちゃい吉田】
タイではすでに2018年から医療用として大麻の利用が合法化されていたが、今年ついに個人用としての大麻栽培が合法化された。すでにタイの市場では、大麻由来成分を含む製品としてコーヒーや清涼飲料、食品からコスメや芳香剤などの幅広い商品がコンビニなどでも販売されている。
また、日本を含む世界からもタイのこうした動向には注目が集まっている。ある関係者によると日本の某有名食品メーカーや飲料メーカーなどから、すでに数トンのバックオーダーを抱えている状況だという。新たな商材として巨大なマーケットになることは、タイ政府の目指すところでもあり、今回の家庭への配布も、大きな需要に追いつかない供給をサポートする目的もあると思われる。
今回の大麻解禁について、約20年前からタイ政府と共同で研究した第1人者であり、タイ独自種であるイサラ01を開発したセティアンポン・ゲオソット農学博士は、次のように語った。
「今回タイ政府が合法とした大麻栽培は、精神活性成分のテトラヒドロカンナビノール(THC)の含有量が0.2%未満で、さらに製品化する際に0%にすることで安全で安心して使用できます。わたしのところにも、日本をはじめ多方面から問い合わせが来ていますが、すでに生産可能量を大幅に超えている状況です。大麻由来成分を正しく使うことは、健康志向が高まっている中で、人々にとって大きな恩恵ももたらします。巨大な需要に供給がどこまで追いつけるのか。これも違法な製品を増長させないためにも必要なことです。わたし自身は日本で農業を学びましたので、日本への恩返しとして、日本人の健康のためにもこれらの製品が普及してくれることを望んでいます。」
【編集 : そむちゃい吉田】