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【タイ】改修・化粧直しが進むJR北海道が寄贈した車両「キハ183」

Global News Asia 2022年6月15日 20時0分

 2022年6月、昨年末に到着したJR北海道がタイ国鉄に寄贈したキハ183の改修作業が進んでいることが、工場職員のFacebookで発信されている。そこには日本人として嬉しい気の利いた塗装も施されていた。

 バンコク都内エアーポートリンクのマッカサン駅に隣接するタイ国鉄(SRT)マッカサン工場にキハ183が到着したのは、今年初め1月22日のこと。それから約半年、キハ183は工場の中で新しく塗装が施され、内装もきれいに化粧直しされている。

 写真を見ると先頭車両の前面には、新たに四角い箱状の前照灯が付け足されている。また、車両横には日本での片式番号キハ183が塗り潰されることなく、新しい塗装が施されている。それだけでなく、JR北海道や製造メーカー「富士重工」などの日本語の片式表記なども、新しく塗装されている。

 過去にも日本の車両が輸入され、現在でも走っているが、ほぼ全ての車両で目立たないように塗りつぶされていたので、これは日本人としては嬉しい配慮と言えるだろう。また、内装も公開されているが、車内に日本語での観光案内なども掲示されており、早くも日本からの観光客へ配慮している内装も見られた。
【編集 : KK】

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