2021年夏、大統領予備選挙戦が始まったあたり、とある紳士服オーダー店にDMが入った。メールを出したのは、尹錫悦大統領夫人。大統領夫人になるから、ネットで服買っていますよアピールしていたと思われたのだが、そうではなかったようだ。コロナ禍で、紳士服店を簡単にめぐることはできない。
というか、検察総長経験者とあろうものが、今までお付き合いのある高級紳士服店のオーダーでなく、ツルシの…もしかしたら、2着買うとパンツ付き! を着ていたのだろうか。
おそらく、当時まだ1候補者に過ぎないから、お金はあるけれど、夫人は、ネット検索して、腕はいいがリーズナブルな価格のお店を探した上でDMしたと考えられる。
まだ30代前半の女性オーナーは、打ち合わせのために緊張しながら、尹夫妻の当時の私邸を訪れた。「大統領になるかもしれないのに、うちの店のオーダーで大丈夫?」。
一歩私邸に踏み入れた時、唖然としたという、夫婦とも、ユニクロのTシャツを着ていたからだ。今年の価格で恐縮だが、日本円にして税込みで990円~1500円。サイズさえ合えばと言う選び方でアウトレットだともう少し安い。さらに店舗に出向くと、300円とかもある。がっしりとした体格が見るからに分かったとのことだから、ピタピタのTシャツだったであろう。
オーナーは「ユニクロ着ていても、オーラはハンパではなかった」と付け加える。
それから、この紳士服オーダー店で、選挙用に5着作った。そして、当選してからは、おそらくだがもう少し作ったであろう。その中の1着が、大統領就任式でも着られたもので、夫人と一緒にオーナーがコーディネートも提案している。
そして、またたく間にこの店は「大統領ご用達洋服店」としてマスコミから脚光を浴びている。他のお客には、マスコミの宣伝料上乗せ値段も致し方ないが、大統領には最初に注文した価格をキープするだろう。なんなら広告塔になってくれたお礼に、衣装提供になるかも。
オーナーは続ける。納品をした後、帰ろうとしたら、大統領が乗った大型RV車が到着した。お付きの者がいるというのに、見るからに重い自分のスーツケースは大統領自身が持って行ったそうだ。その顔はとても疲弊していたにもかかわらず。
自分にフィットした普段着は、李泰院まででかけて購入するという大統領。意外と韓国人ぽくない庶民なのかも。妻の教えに忠実な。5年後の夫妻の、衣料品代の総計がとても楽しみである。
【編集 : fa】
というか、検察総長経験者とあろうものが、今までお付き合いのある高級紳士服店のオーダーでなく、ツルシの…もしかしたら、2着買うとパンツ付き! を着ていたのだろうか。
おそらく、当時まだ1候補者に過ぎないから、お金はあるけれど、夫人は、ネット検索して、腕はいいがリーズナブルな価格のお店を探した上でDMしたと考えられる。
まだ30代前半の女性オーナーは、打ち合わせのために緊張しながら、尹夫妻の当時の私邸を訪れた。「大統領になるかもしれないのに、うちの店のオーダーで大丈夫?」。
一歩私邸に踏み入れた時、唖然としたという、夫婦とも、ユニクロのTシャツを着ていたからだ。今年の価格で恐縮だが、日本円にして税込みで990円~1500円。サイズさえ合えばと言う選び方でアウトレットだともう少し安い。さらに店舗に出向くと、300円とかもある。がっしりとした体格が見るからに分かったとのことだから、ピタピタのTシャツだったであろう。
オーナーは「ユニクロ着ていても、オーラはハンパではなかった」と付け加える。
それから、この紳士服オーダー店で、選挙用に5着作った。そして、当選してからは、おそらくだがもう少し作ったであろう。その中の1着が、大統領就任式でも着られたもので、夫人と一緒にオーナーがコーディネートも提案している。
そして、またたく間にこの店は「大統領ご用達洋服店」としてマスコミから脚光を浴びている。他のお客には、マスコミの宣伝料上乗せ値段も致し方ないが、大統領には最初に注文した価格をキープするだろう。なんなら広告塔になってくれたお礼に、衣装提供になるかも。
オーナーは続ける。納品をした後、帰ろうとしたら、大統領が乗った大型RV車が到着した。お付きの者がいるというのに、見るからに重い自分のスーツケースは大統領自身が持って行ったそうだ。その顔はとても疲弊していたにもかかわらず。
自分にフィットした普段着は、李泰院まででかけて購入するという大統領。意外と韓国人ぽくない庶民なのかも。妻の教えに忠実な。5年後の夫妻の、衣料品代の総計がとても楽しみである。
【編集 : fa】