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【コラム】韓国に手を差し伸べてもらう必要はない

Global News Asia 2022年6月17日 6時0分

 今月末、NATO(北大西洋条約機構)首脳会議が、スペインで行われる。なにも問題が起こらなければ、日本からは岸田総理大臣が出席する。

 韓国側はその席で日韓首脳会談を持ちかけてきているが、実現の可能性は日々低くなっている(可能性は0ではない程度)。

 それに対して、「こちらが、日本の印象が良くなるようにと手を差し伸べているのに、日本政府の態度は、いったい何なのだ!」と韓国側は激怒している。勝手に激怒すればいい。

 大統領が代わり、反日的スタンスだった韓国政府が、親日的になったことをアピールしたいらしい。その手には乗らない。

 会談をしない理由を韓国側はもっともらしくこう述べる。「韓国と仲良くしている首相を見ることによって、7月の参議院選に不利に働くと自民党は思っているのではないか」。いやいや、そこまで日本人は了見が狭くはない。にっこりしたツーショットを撮られたとしても、長くても小一時間の会談でなにも解決できる問題はないからだ。それは、アメリカ大統領と会談しても同じこと。どの国のどんな要職の人間と岸田総理が会おうと、そんなことは参議院選に影響することはない。

 「じゃあ、独島(いいですか! 「竹島」が正式名称です)の海洋調査を韓国が行ったことに対して怒っている」…調査をやる前に、同胞を含む国から出る海洋ゴミを整理したまえ。

 6月中に東京で行われる予定だった日韓外相会談も、選挙後に変更になった。

 政府や国ではなく、自民党自体が、いや一部党員や一部議員がやらかしをしていることは、韓国では報じられていないのだろうか。総理も外相も今、面倒くさい韓国にかかわっている暇は全くないのだ。さらに問題を投げつけないでくれ。

 それにしても、韓国が手を差し伸べているとは、大きく出たな。そんな消毒していない素手は触れん。そろそろ、自覚し、相手の国の状況を思いやることを覚えてくれ。…でないと、どこの国からも相手に…されていないか。
【編集 : fa】

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