2022年7月31日、ラオスメディアによるとタイとラオス国境にかかる鉄道で工事が進められているビエンチャン市内への延伸が2022年末に完了。タイとの国境物流に大きく貢献するだろうと報じている。
ラオスでは、昨年末に開通したラオス中国鉄道が注目されているが、メコン川を越えてタイとラオスを結ぶ鉄道もビエンチャン市内へ向けた延伸工事が進められている。本来であれば、2021年末に完成を予定したこのプロジェクトは、ビエンチャンのターミナルとなるカムサワット駅の駅舎はほとんど完成している。
タイとラオスを結ぶ鉄道は、1994年に開通したタイのノンカーイ駅とメコン川を越えたラオス側タナレーン駅を結ぶ約3.5km区間のみだったが、タナレーン駅からビエンチャン市内方面に約7.5kmほどのカムサワット駅まで延伸する。また、ラオス中国鉄道とのコンテナを積替える貨物ターミナルが7月1日に完成している。
タイとラオスでは、軌道幅がタイが1,000ミリ、ラオスが1,435ミリと違っているために直接乗り入れができない。こうしたことから、旅客貨物ともにビエンチャンでの乗り換えが余儀なくされる。また、カムサワット駅までの路線が完成した際にはバンコクからの直通列車が運行されるのではないかと期待されている。
【編集 : KK】
ラオスでは、昨年末に開通したラオス中国鉄道が注目されているが、メコン川を越えてタイとラオスを結ぶ鉄道もビエンチャン市内へ向けた延伸工事が進められている。本来であれば、2021年末に完成を予定したこのプロジェクトは、ビエンチャンのターミナルとなるカムサワット駅の駅舎はほとんど完成している。
タイとラオスを結ぶ鉄道は、1994年に開通したタイのノンカーイ駅とメコン川を越えたラオス側タナレーン駅を結ぶ約3.5km区間のみだったが、タナレーン駅からビエンチャン市内方面に約7.5kmほどのカムサワット駅まで延伸する。また、ラオス中国鉄道とのコンテナを積替える貨物ターミナルが7月1日に完成している。
タイとラオスでは、軌道幅がタイが1,000ミリ、ラオスが1,435ミリと違っているために直接乗り入れができない。こうしたことから、旅客貨物ともにビエンチャンでの乗り換えが余儀なくされる。また、カムサワット駅までの路線が完成した際にはバンコクからの直通列車が運行されるのではないかと期待されている。
【編集 : KK】