2022年8月13日、海外からも成功事例として注目を集めた、日本初・最大級のQ&Aサイト「OKWAVE」。創業メンバーの一人・杉浦元氏は、OKWAVEの運営株式会社オウケイウェイヴ(証券コード3808・名証ネクスト)に対し臨時株主総会招集請求を行い、8月25日に開催される臨時株主総会で株主提案をする準備を進めている。
同社は、4月19日に、49億3,300万円の債権回収について、頓挫するおそれがあると発表した。これは実に、昨年12月末時点の同社の総資産の半分以上にあたる、異例の金額である。
それに伴い同社が発表した会社再生のための取り組みによると、同社は昨年12月に「OK FUND L.P (オウケイファンド エル・ピー)という名称のCVC(コーポレートベンチャーキャピタル)を設立、株式会社オウケイウェイヴの特定子会社とし、国内外の各分野の企業やサービスに投資をおこない、事業の拡大を目指す」という内容が記載されている。
このオウケイファンド エル・ピーの管理者には、HSBCに在籍歴のある公認会計士・佐久間将司氏の名前が記載されていた。過去にスピンドル(通称:ガクトコイン)ICOプロジェクトの経営陣のメンバーとして名を連ねていた人物と同一だ。
同社は表向きには「Raging Bull 合同会社」(以下 RB社)の行った「ポンジ・スキーム」という古典的な詐欺で騙されたとしているが、オウケイウェイヴの社外取締役・廣瀬光伸氏(当時)らが投資話を、上場企業のオーナー社長やプロの投資家に持ち掛け、RB社は、100億円程度の資金を集めドロンしてしまった。なお投資勧誘を行った廣瀬光伸氏には、RB社から多額の報酬が支払われている。
現在同社は、会社法120条違反に抵触する可能性のある委任状勧誘行為まで行い、杉浦氏の行う株主提案に対抗している。
株主提案する杉浦元氏は、「現経営陣のコンプライアンス意識の欠如とそこから引き起こされたOKWAVEの企業価値の損失の責任を現経営陣に対して問い、現体制を助長したガバナンスを刷新することを目指します。短期的には、再建・再生のために、単月黒字化までの1年半、10億~20億円の資金を生むために信用回復、財務改善、収益力向上、M&Aや業務提携の検討・新規事業を行いたいと考えます。
さらに、信用回復のため、・専門家を交えたよる調査を改めて実施(客観性)・調査結果を株主はじめ社会に広く公開(透明性)、 辞任した廣瀬光伸氏、および、追加の調査結果に基づき現経営陣への法的措置を検討します。」と話している。
8月25日(木)10時開催の臨時株主総会に向けて、OKWAVEの株主の議決権行使の参考にしてもらうためzoomによるオンライン説明会を実施中。
(1)日時
※各会、プレゼンテーション+質疑応答、約90分
※プレゼンテーションの内容は更新するが、基本的には各会同じ内容。
8月14日(日曜日) 20時より、
8月15日(月曜日) 10時より、
8月15日(月曜日) 19時より、
8月17日(水曜日) 10時より、
8月17日(水曜日) 19時より、
8月19日(金曜日) 10時より、
8月19日(金曜日) 19時より、
8月20日(土曜日) 20時より、
8月21日(日曜日) 20時より。
(2)アクセス先は、写真キャプションに記載。
【編集 : af】
同社は、4月19日に、49億3,300万円の債権回収について、頓挫するおそれがあると発表した。これは実に、昨年12月末時点の同社の総資産の半分以上にあたる、異例の金額である。
それに伴い同社が発表した会社再生のための取り組みによると、同社は昨年12月に「OK FUND L.P (オウケイファンド エル・ピー)という名称のCVC(コーポレートベンチャーキャピタル)を設立、株式会社オウケイウェイヴの特定子会社とし、国内外の各分野の企業やサービスに投資をおこない、事業の拡大を目指す」という内容が記載されている。
このオウケイファンド エル・ピーの管理者には、HSBCに在籍歴のある公認会計士・佐久間将司氏の名前が記載されていた。過去にスピンドル(通称:ガクトコイン)ICOプロジェクトの経営陣のメンバーとして名を連ねていた人物と同一だ。
同社は表向きには「Raging Bull 合同会社」(以下 RB社)の行った「ポンジ・スキーム」という古典的な詐欺で騙されたとしているが、オウケイウェイヴの社外取締役・廣瀬光伸氏(当時)らが投資話を、上場企業のオーナー社長やプロの投資家に持ち掛け、RB社は、100億円程度の資金を集めドロンしてしまった。なお投資勧誘を行った廣瀬光伸氏には、RB社から多額の報酬が支払われている。
現在同社は、会社法120条違反に抵触する可能性のある委任状勧誘行為まで行い、杉浦氏の行う株主提案に対抗している。
株主提案する杉浦元氏は、「現経営陣のコンプライアンス意識の欠如とそこから引き起こされたOKWAVEの企業価値の損失の責任を現経営陣に対して問い、現体制を助長したガバナンスを刷新することを目指します。短期的には、再建・再生のために、単月黒字化までの1年半、10億~20億円の資金を生むために信用回復、財務改善、収益力向上、M&Aや業務提携の検討・新規事業を行いたいと考えます。
さらに、信用回復のため、・専門家を交えたよる調査を改めて実施(客観性)・調査結果を株主はじめ社会に広く公開(透明性)、 辞任した廣瀬光伸氏、および、追加の調査結果に基づき現経営陣への法的措置を検討します。」と話している。
8月25日(木)10時開催の臨時株主総会に向けて、OKWAVEの株主の議決権行使の参考にしてもらうためzoomによるオンライン説明会を実施中。
(1)日時
※各会、プレゼンテーション+質疑応答、約90分
※プレゼンテーションの内容は更新するが、基本的には各会同じ内容。
8月14日(日曜日) 20時より、
8月15日(月曜日) 10時より、
8月15日(月曜日) 19時より、
8月17日(水曜日) 10時より、
8月17日(水曜日) 19時より、
8月19日(金曜日) 10時より、
8月19日(金曜日) 19時より、
8月20日(土曜日) 20時より、
8月21日(日曜日) 20時より。
(2)アクセス先は、写真キャプションに記載。
【編集 : af】