【コラム】そのプレゼントは、絶対に、いらないー韓国

　2022年8月、韓国にある、米韓同盟親善協会から、アメリカのバイデン大統領に、韓国名が贈られた。

『ペ地星』

　…この場合の「ペ」は、「ペ・ヨンジュン」さんの「ぺ」であり、「ペヤングの」「ぺ」ではない。

　ペという漢字は、日本のよく普及されている漢和辞典には掲載されていない。裴という漢字の上にナベブタを置いた文字だ。

　この「ペ」氏の始祖は、紀元前1世紀頃に、古朝鮮から(現代の)韓国慶州市に移住した人で、赤い衣装を好んだので、この漢字が充てられたと言われる。ただ、ナベブタがないと、「徘徊」の「徘」の文字と似た意味を持つので、いい意味でジプシー的、普通に高齢者がどこかにふらふら出かけてしまう、贈り物にするには危険な意味を持つ。

　バイデンさんは、地平線を超えて星まで徘徊しているじじいという意味にも表現できる。

　このプレゼントを明らかにしたのは、北朝鮮のメディア。「恥ずかしい遊び」だと猛烈に非難している。韓国の「ペ」姓を持つ人も「ご先祖様に顔向けができないと」嘆いていると伝えている。

　日本にも、本当は「ペ」と読むべきなのだが、ナベブタをつけて「はい」さんという名字の方が、大阪府や兵庫県、東京都などに約110人いる。

　自分の名前は、親(もしくはその由来の大元になった方)からの最初のプレゼントだ。受け取ったのは、バイデン大統領自身ではなく、キャンベルNSC調整官。大統領自身にまで知らせることはない。確実に、韓国名プレゼントは、大きなお世話だからだ。どこで使うっていうんだ！ ～1期全うして83歳、なんとか2期87歳、2度と韓国訪問などないわ。
【編集 : fa】