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【コラム】大学本部がいらないと言っている慰安婦像ー韓国

Global News Asia 2022年9月8日 11時15分

 2022年8月15日、韓国の国立大学の中に、重装備をした団体が忍び込んだ。8月15日というのは、日本帝国から解放されたという記念日。マスコミはそちらの報道をメインにしている。また夏休みで校内は閑散としている。そこが狙い目だったと思われる。

 この大学の在校生を中心にして設立された少女像推進委員会が置いたのだ。この、少女像のモデルは、再三書いている通り、2002年に友達の誕生会に行くために出かけて、アメリカ軍の車に轢かれた少女だ。1945年の終戦当時には生まれてもいない。もしかしたら親も生まれてはいない。

 この像には自称・著作権があり、少女像で売るより、慰安婦像とした方が儲けは大きい。いつしか、21世紀まで生きた少女たちが20世紀の慰安婦とされた。今回置かれたのは、そのタイプだ。

 推進委員会は、学校内で議論をしたが、「いわゆる大人」はあいまいな態度しか見せなかったから、自力で置いたと主張している。

 同窓生も巻き込めばだが…大学のキャンパスは、今いるが在学生のものではないだろうか。自分たちが在籍しているうちは維持管理ができるとしても、未来的にはどうだろう。いったい、何年留年して。こんな像を守る気なのだろう。

 学校側の態度は明確で、まったくブレてはいない。「国有財産法など関連法令にともなう現状復旧要請」を出した。

 そもそもこんな思想を持つ生徒たちは今に始まったことではない~学歴社会の韓国にしては、そのレベルでよく国立に入れたな。国立にも裏口あるのか? レベル。故に、2019年時点で「造形物設置管理に対する規定」を制定している。関連委員会の可否で設置するかを決めると、すでに決まっているのだ。

 校則は破るためにあると言う言葉がある。だが、少なくとも、2019年の時に1年生である人が今順調に進学して4年だから、入学時には校則に従う旨の書類にサインしているはずだ。校則が守れない、守りたくないならば、自分の主義主張に合う大学に行けばいいだけのこと。

 重機を使用したのではなく、自分たちで担いできたのならば、撤去も費用は掛かるまい。恥ずかしい過去として退学処分になる可能性もある…そもそもが、学校側がこんなに毅然としていると言うことは、「外部の低学歴の大人」の仕業かもしれない、けれど。
【編集 : fa】

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