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【コラム】結局、偉い人の慈善団体の金は、ズラ代に消える…韓国

Global News Asia 2022年9月9日 18時15分

 韓国には「光復会」という、慈善団体がある。日本帝国から韓国という国が独立をし、そのために働いた独立有功者の遺族や子孫のための会だ。朝鮮戦争が休戦に入ってからでも、約60年近くなり、有功者の子孫で、向学心を持ち奨学金を受けたいと希望するのは、孫かひ孫の代になっている。

 慈善団体ではあるが、なるべく金を出したくないのは、韓国のお家芸。本来支給されるべき人物であっても、その審査は厳しくなっている。

 反対に、この会の代表やその周辺を固める偉い人が、私腹を肥やすための出費はとても簡単になっている。

 今問題になっているのは、今年2022年2月に辞任した会長が2年間に使った金の使途である。現金で出せば、どこかの国の「機密費」みたいに明確になることはないのだが…韓国は、法人カードを切るのがステータスのようだ。故に、明細書という証拠が残る。

 パン、のり巻き、トッポギなど、コンビニでの少額の支払いが目立つ。しかも、会長が個人的に経営している場所と自宅の間1Kmの間のコンビニで使われている。どんな言い訳もしようがない。その他に、銭湯代(家に風呂はないのだろうか)、かつらなどの美容費、病院代に、市販の薬代でもカードを切っている。

 また、この会長の就任直後「独立運動家100人漫画出版事業」を行った。確かに、有功者がどんな人だったか記録には残すべきではある。しかし、この漫画の中に彼の母親の一代記も含まれており、ページ数も韓国でかなり著名な運動家の漫画より140ページも長い。そして、これらの漫画全集は、市場価格より9割も高く印刷会社と契約されている。言うまでもなく、お友だちの会社であったのだろう。

 法人カードで買ったズラをかぶり、のり巻きを食べながらおうちに帰る78歳のおじいちゃん。政党渡り鳥で、選挙に出ては落選数知れず。それでも名誉職に就ける国が韓国なのだ。
【編集 : fa】

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