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【タイ】代理出産=日本人男性の代理人弁護士が辞任

Global News Asia 2014年8月17日 12時45分

 2014年8月17日、タイメディアによると、警察は5日、バンコクのマンションの部屋から、身元不明の乳幼児9人を保護した。父親が24歳の日本人御曹司ということから、タイの代理出産問題が大きくクローズアップされるきっかけになった。

 この日本人男性の代理人・弁護士として、警察やメディアの対応をしていた弁護士が、代理人を辞任したと伝えている。また、代理人に弁護士資格があったのかどうかも確認できなかった。

 明日18日に、日本人男性がバンコクに戻り、警察の事情聴取を受けると言っていたが、この事情と、代理人が辞任する事との関係性がありそうだ。

 今回の騒動は、乳幼児が暮らしていたマンションの住民から、多くの乳幼児がいて不自然だとの通報があり、5日警察が、このマンションを捜索したところ身元不明の9人の乳幼児を発見、保護した。その後、16人の乳幼児がいたことが分かり、タイ当局が保護している乳幼児12人のDNA鑑定を行なったところ、同一男性の子供であることが分かった。24歳の日本人男性のDNAを採取していないため、親子関係の解明はこれからだ。

 また、4人の乳幼児は、この日本人男性がタイからカンボジアに連れて行き、カンボジアで暮らす4人の写真が、タイ警察に送られてきた。

 日本人男性の所在は不明で、タイ警察は、これまで代理人の弁護士を通して日本人男性とコンタクトを取ってきたが、この代理人弁護士が辞任したことで、今後の連絡ルートが確保できるのか不安な状況だ。
【編集 : 朝日音然】

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