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【コラム】同胞であっても、関係ないのに

Global News Asia 2022年10月8日 6時0分

 2022年10月、北朝鮮は、勢いづいたようにミサイルを飛ばしている…北朝鮮の味方をするわけではないが、このミサイルは、間違って日本に落ちちゃう軌道を飛んでいるのではない。例えば、旅客機のライトがチカチカ見えるとか、ヘリコプターずいぶん低空飛行しているなとかのレベルではない。より遠くに飛ばそうとはしている。国際航空連盟は上空100km、アメリカ軍は80km以上を「宇宙」と位置付けている。ちなみに国際宇宙ステーションで400kmにいる。北朝鮮のミサイルは1000kmの宇宙を飛んでいる。気象庁の発表している天気図に、ミサイル飛んでいるがなと思われる空白地帯があるが、これは飛んでいないときもままあるらしい。大騒ぎするほど、相手の思うつぼではあるが(つぼ=壺)。

 当然北朝鮮人であっても、韓国人であっても、ルーツを朝鮮半島に持つ在日コリアンの方々は、こんなん飛ばされるたびに、冷たい視線を感じているとのこと。

 特に子どもたちは、忖度なしに、友だちにもストレートにあたるので、ミサイルの度にいじめが助長される目にあっている。

 宇宙である範囲の日本上空を目で追えないマッハで飛んでいくものでも領空侵犯には違いないが、人がとりあえず乗っていない飛翔体が飛んでいくたびに、在日の「朝鮮言語」も知らない三世や四世の方々がいづらい思いをする。

 まず、彼らを責める前に、どこを飛んでいるのかを学ぶ方が、自分の学び、滋養になると思うのだが。

 「今回は直接の依頼かい」。なにかを隠すために、飛翔体を依頼している風刺漫画さえ最近は見飽きた気がする。
【編集 : fa】

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