弊社3月既報『今、北海道で「静かに」起こっていること』。あの時点では、まだ、ウクライナ戦争も始まったばかり。さらに、3回目の新型コロナワクチンを高齢者が打ち、5歳以上の子どもたちの接種も開始された。
軽い風邪か、軽いインフルエンザ状態で始まるオミクロンが、実は長い後遺症を持つもの(現在いつ軽減するか未定)ということもあまり知られていなかった。
テレワークから、元々の会社で仕事をする形に戻そうと言う動きも見られ、学校にも通える雰囲気になっていた。春は、新しい希望に満ちたことがやってくるものだから、2年も我慢したのだから、そろそろ事態は好転すると、誰もが一縷の望みを持っていた。
北海道では、2022年秋になっても、相変わらず冬季オリンピック誘致活動に予算配分が多く、人々の暮らしは楽にならない。オリンピックからその名前をとったと言われる女性政治家は、そのボスの胸像を作ることに心血を注いでいる。ボスは、勇退したのではなく失態を犯して退陣に追い込まれたにもかかわらず。そんなことばかりが、ワイドショーや週刊誌で報道されている。
せっかく静かだから、この静かなうちに「北海道の中国化」が加速しているのだろうか。
否だった。週刊誌が取材するのは、大手デベロッパーであり、景気がいいことしかネタはとれない。買収されている土地に根差した不動産屋さんに取材を試みた。
不動産屋さんたちは、今、売れない案件で四苦八苦している。そもそも、静かに土地が買われていた時も、街の不動産屋さんにメリットはなかった。大手の不動産屋さんにもさほどなかった。では、中国人たちはどうやって土地を買ったのだろう。
突然ピンポンが鳴らされ、玄関に出ると「ここ売ってください」とだけ連呼する中国人。その手には、日本国の紙幣が握られている。「いくらなら売るか」。答えに戸惑っていること(そもそも、なぜ突然中国人が今目の前にいるのか、であろう)を、値段次第と思い込んでいる中国人は、どんどん紙幣を積み上げていく。
例えば3軒家が並んでいて、本当に欲しいのは、真ん中だ。しかし、左右から攻めていく。売った人のだいたいが、500万円程度で手を打ったようだ。両隣が売れてしまい、例えば共有道が使えない状態になった真ん中は、100万円以下の二束三文で買いたたかれたとのことだ。
ところがコロナ禍。さすがに、発祥国と噂されるくらいだから、今北海道に中国人街を作る時期ではない。かといって、500万円も払った物件を寝かせておくような中国人はいない。
大手では取り扱わないから、街の不動産屋さんに、持ち込む。そして、「もともとあの土地は500万円もしないですから、500万円では売れません」と丁重に説明しても、売れと中国人は言う。しかし、500万円で購入した中国人が、同じ500万円で売る気はないのだ。それより下でも絶対に売らない。500万円の場合、最悪600万円で売れと命令する。もちろん、倍の1000万円を要求する中国人もいる。
話を聞いたのだから「おまえのところが扱え」となる。
その不動産屋さんが言っていた。「買われる時も、1円だって儲けたわけではなく、今拒絶しても拒絶しても、売れ売れと追い詰められていく」「おたくの物件じゃないんだから、着拒とか、警察に見回りしてもらって接点持たなければいいじゃないけどか」「そういかないのが、中国人の怖さです…」。そうして、長い間沈黙が続き「あとは、いつ、首をくくればいいかです」と静かに言った。
中国人には道理が通じない。「週刊誌は、大手デベロッパーにしか聞かないから、あんな記事ができるんです。私どもの声をどうぞ書いてください」。
コロナ禍が続く限り、日本人が別の意味で苦しめられていく現実が、あった。
【編集 : fa】
軽い風邪か、軽いインフルエンザ状態で始まるオミクロンが、実は長い後遺症を持つもの(現在いつ軽減するか未定)ということもあまり知られていなかった。
テレワークから、元々の会社で仕事をする形に戻そうと言う動きも見られ、学校にも通える雰囲気になっていた。春は、新しい希望に満ちたことがやってくるものだから、2年も我慢したのだから、そろそろ事態は好転すると、誰もが一縷の望みを持っていた。
北海道では、2022年秋になっても、相変わらず冬季オリンピック誘致活動に予算配分が多く、人々の暮らしは楽にならない。オリンピックからその名前をとったと言われる女性政治家は、そのボスの胸像を作ることに心血を注いでいる。ボスは、勇退したのではなく失態を犯して退陣に追い込まれたにもかかわらず。そんなことばかりが、ワイドショーや週刊誌で報道されている。
せっかく静かだから、この静かなうちに「北海道の中国化」が加速しているのだろうか。
否だった。週刊誌が取材するのは、大手デベロッパーであり、景気がいいことしかネタはとれない。買収されている土地に根差した不動産屋さんに取材を試みた。
不動産屋さんたちは、今、売れない案件で四苦八苦している。そもそも、静かに土地が買われていた時も、街の不動産屋さんにメリットはなかった。大手の不動産屋さんにもさほどなかった。では、中国人たちはどうやって土地を買ったのだろう。
突然ピンポンが鳴らされ、玄関に出ると「ここ売ってください」とだけ連呼する中国人。その手には、日本国の紙幣が握られている。「いくらなら売るか」。答えに戸惑っていること(そもそも、なぜ突然中国人が今目の前にいるのか、であろう)を、値段次第と思い込んでいる中国人は、どんどん紙幣を積み上げていく。
例えば3軒家が並んでいて、本当に欲しいのは、真ん中だ。しかし、左右から攻めていく。売った人のだいたいが、500万円程度で手を打ったようだ。両隣が売れてしまい、例えば共有道が使えない状態になった真ん中は、100万円以下の二束三文で買いたたかれたとのことだ。
ところがコロナ禍。さすがに、発祥国と噂されるくらいだから、今北海道に中国人街を作る時期ではない。かといって、500万円も払った物件を寝かせておくような中国人はいない。
大手では取り扱わないから、街の不動産屋さんに、持ち込む。そして、「もともとあの土地は500万円もしないですから、500万円では売れません」と丁重に説明しても、売れと中国人は言う。しかし、500万円で購入した中国人が、同じ500万円で売る気はないのだ。それより下でも絶対に売らない。500万円の場合、最悪600万円で売れと命令する。もちろん、倍の1000万円を要求する中国人もいる。
話を聞いたのだから「おまえのところが扱え」となる。
その不動産屋さんが言っていた。「買われる時も、1円だって儲けたわけではなく、今拒絶しても拒絶しても、売れ売れと追い詰められていく」「おたくの物件じゃないんだから、着拒とか、警察に見回りしてもらって接点持たなければいいじゃないけどか」「そういかないのが、中国人の怖さです…」。そうして、長い間沈黙が続き「あとは、いつ、首をくくればいいかです」と静かに言った。
中国人には道理が通じない。「週刊誌は、大手デベロッパーにしか聞かないから、あんな記事ができるんです。私どもの声をどうぞ書いてください」。
コロナ禍が続く限り、日本人が別の意味で苦しめられていく現実が、あった。
【編集 : fa】