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飲酒運転のタイ人が死亡事故で逮捕=千葉県銚子市─タイメディアで大きく報道

Global News Asia 2014年8月18日 20時6分

 2014年8月18日、飲酒運転していたタイ人が千葉県銚子市で起こした死亡事故について、タイメディアが大きく報じている。

 事故は8月14日、千葉県銚子市川口の路上で、タイ国籍の3人が乗った軽自動車が、18歳の男子高校生と20歳の女性をはね、男子高校生が死亡、女性も意識不明の重体になっているもの。

 逮捕された運転手のタイ人と同乗者からは3人とも基準値を超えるアルコールが検出された。

 タイのメディアによる報道では、タイでも問題になっている飲酒運転による国外での事故だとして、今後はいっそう厳しく安全運転の周知徹底を図るべきだ、との論調が相次いだ。

 また、報道を見たタイ人たちはネットの掲示板などで、

「タイの恥ずかしい一面が日本で晒されるのは、何よりも恥ずべきこと」
「免許なしでタイで運転するのは、罰金払えば済むけど、日本で、しかも飲酒してやるなんて、タイ人の面汚しだ!」

 などと批判的な書込みが多く見られた。また、

「これで日本がタイ人へのビザ免除を止めるのではないか」などの憶測を書き込んでいる人もいた。

 タイでは交通事故による死亡者が年間2万人(2010年度WHO調べ)を超えており、中でも事故原因における飲酒運転の割合は高い。全国的に飲酒運転撲滅に取り組んでいるが、なかなか減っていないのが現状だ。

 国外でのこうした事故により、取り締まりはいっそう厳しくなると思われるが、免許取得時の安全教育面での対策も急がれている。
【翻訳/編集 : そむちゃい吉田】

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