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【コラム】やりたいのかやりたくないのか、どっちなの? 韓国

Global News Asia 2022年11月6日 6時0分

 韓国では、2036年夏季オリンピック開催を模索していると、いろんな説が飛び交っている。

 2036年、あと14年後、トーマスバッハ国際オリンピック委員長は、83歳になる。だいたい、今の森喜朗元総理と同じ年代…日本でオリンピックを行うことに命をかけているように見える橋本聖子参議院議員で72歳。JOCの委員長の山下泰裕で、79歳。もしや森さんがご存命だと99歳か~俺の白寿祝いを韓国でやっちゃってくれるの? なんて言いそうだな。

 訪韓したバッハ委員長と尹錫悦大統領が、2024年に江原青少年冬季オリンピック(ユース)について語り合った。

 まさか、会談の席で、真実が暴露されることはないと思うが…昨年の東京オリンピックや今年の北京オリンピックに、当初予算をはるかに超えるお金が動いていることは、バッハ氏自身も、尹大統領も熟知しているだろう。オリンピックをやるということは、利権が発生することも。利権を得た者は、セルフバブルだ…選手なんて、手段の一つ。疫病で人々があえいでいても、その苦しさを緩和するのがスポーツだと信じている。やらないで、浮いたお金が人々を救うことは誰も考えない。今のオリンピックってそんなものじゃないのか。選手だって、いい成績を残せば、その後の人生が豊かになる、すべては自分のため。

 韓国は、2018年に平昌オリンピックを行っている。ぎりぎりコロナ前にすべりこんだ、最後のオリンピックだ。

 火のないところに煙は立たない。バッハ氏は、今回の訪韓で得たものも多いだろう。韓国政府はまだ話し合いを始めたばかりだと火消しに必死だが、少なくとも言えるのは、2036年の韓国大統領は、尹錫悦氏ではない。
【編集 : fa】

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