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【コラム】どの国も女系になっていくのかー北朝鮮

Global News Asia 2022年12月19日 11時0分

 最初は、妹様が敵役として、きつい言葉を放っていた。一番の被害者は、文在寅韓国前大統領というあたりか。しかし、彼はきつい言葉に燃えるのか、真摯にルーツである北朝鮮愛を貫いている。38度線の連絡所を爆破されても、微塵の怒りもなかった。ところが、毎回見え方の角度が違うお兄ちゃんと、妹様の関係が怪しくなってきた。そもそも、お兄ちゃんが本物かどうかという問題もあるから…妹様としては「影武者(ダミー)のくせにそれらしく振舞うな」と激怒したのかもしれない。

 そして、すごく短期間だが、お姉ちゃんが現れた。もう一番偉い人一人では出せないとでもいうかのように。ただ、お姉ちゃんにはお姉ちゃんの生活がある…消えた。

 すると、夫人と称する女性が同行するようになった。これも今年の出来事。二人には、非公表ながら3人の子どもがいると言う。そして、二人はまだ若い。夫人は今、ご懐妊じゃないのかとも思える。長女を飛ばして、いきなり次女が同行するようになった。長女もさほど年齢差があるとは思えないので、思想的な問題ではなさそうだ。

 こうなってくると、28年くらい前に日本に存在したカルト教団の三女みたいな存在なのか…後継ぎとも報道されている。まだまだ思春期の少女なのに。
夫人が、ご懐妊として、男子が生まれる可能性もなくはない。

 三代続いている一族の一番偉い人だが、影武者説が根強いように本物ではないのかもしれない。直系の男子はいない、もう生まれないのかもしれない。どこかのドラマの尼将軍のように夫人に権力を持たれると、小姑である妹様もお姉ちゃんも都合が悪い。だって自分たちが本当の血筋であり、嫁は他人なのだか。

 だから、あえて従順な姪を早くから登場させることにして、裏で操る作戦なのか。この国を支配する一族の女性たちのプライドは高い。

 ジェンダーフリーな現代、姪を操るのではなく、姉妹(腹違いとも言われている)でトップに立つのは考えないのだろうか。
【編集 : fa】

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