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【コラム】親チャンス

Global News Asia 2022年12月20日 9時0分

 「親ガチャ」はもはや普通に使われる言葉だ。「親ガチャ」から派生した言葉も沢山ある。あまりに馴染みすぎている言葉だが、2021年、去年の流行語大賞であるから、そんなに古い言葉ではなさそうだ。

 負けず嫌いの韓国。読者は充分ご存知だろう…「親チャンス」。親の社会的地位・財源などから利益を得ることを「親チャンス」というらしい、韓国では。
それ日本でもう「親ガチャ」と言われていますから…ガチャが韓国にはないのかしら。どうして、オリジナル「ぽい」のを作るかな。

 社会的に成功するには学縁(日本語にすると、「学閥」)や地縁、親チャンスが韓国では必要なのだそうだ。いや~300円のマッコリが飲めないサラリーマンが増えているけど、大学に入る前の美容整形が当たり前の韓国では、費用も考えると親チャンスはそんなにいないのじゃないか。いや、整形と大学進学までセットで、あとは老後に集られるからか。集らない親が、チャンスなのか。

 社会的成功って、いったいなんだ。議員になるのも、3つのカバンが必要だ。それはどこの国でも同じだろう。地盤看板(金の詰まった)鞄。だから、世襲しか議員になれなくなったご時世も同じ。

 世襲という歴史、いや「ヘキ」がわかるから、白紙領収書常習や言葉遣いが有権者の前とは違うとか、費用の間違った使い方があからさまに、毎週週刊誌を踊る。それも一時「議員先生様」になれるから、親ガチャ当たりなのしら。

 韓国は「親チャンス」より…謝罪と賠償金を永久に請求する「ヘキ」からして「日本チャンス」を手にしている。そして、その担い手は続々生産されている。その豊かさは、親じゃなく、日本(日帝の遺産も含め)に感謝してほしいものだ。
【編集 : fa】

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