Infoseek 楽天

【コラム】マスクどうしましょう? の時期にきて電子マスク 韓国

Global News Asia 2023年1月1日 6時0分

 今や「顔パンツ」との別名も定着してきたマスク。これは、コロナ禍が生み出した新しい文化の一つだが、フルメイクするより、マスクと眼鏡でなんとかやり過ごせる楽さ、すっぴんでいられることはたまらないものだ。正直パンツなしでも身元は特定されないが、マスクがないと誰だかわかってしまう。

 まあまあこんなことを思っているのは日本人くらいか。ワールドカップを見ていても、いろんな国でマスクから解放されているのはわかる。

 そんな微妙な時期に、韓国のLGエレクトロニクスが、電子マスクを「韓国国内」で発売することになった。販売は、コロナ禍も初旬2020年11月に香港と台湾で始まり、ベトナムやスペインなど23カ国で、新開発品を売ってきた経緯がある。

 韓国のメーカーが韓国で販売できなかったのは、韓国の安全性基準に達しなかったからだという(他の国での人体実験ともいう)。

 マスクの重さは123gから130g。卵2つ分とも袋のラーメンがそのくらいの重さだ。不織布のマスクでも5~10g。それでも重さを感じる時があるので、購入前に、袋ラーメンにゴム装着して、耳にかけて1日過ごせるか試す必要はある。

 マスクの左右に空気が通過するファンがある。吸う吐くを自動感知し、運動時も楽に呼吸ができるとメーカーは説明する。さらに、マスクを外さなくても対話可能な内臓スピーカーとマイク、さらに生活防水機能。フィルターは月1程度交換すればよい。2時間充電すると8時間使用可能。価格は約2万609円。性能を書けば書くほど、買いたくない沼にはまってしまいそうだ。

 100均の30枚入りマスクが、187箱買えて、5620枚。毎日使い捨てて、15年半くらい使える計算。どっちが衛生的だろう。1日3回とりかえても5年分のマスクが確保できる。

 本格的な発売は、2023年1月から3月の予定。顔や耳の力自慢は、金属の貞操帯状のマスクはいかがだろうか。
【編集 : fa】

この記事の関連ニュース