【コラム】韓国キリスト教は、カトリックなの？

　プロテスタントのキリスト教では、基本「香り」を重んじない。ご近所のお葬式に参列しても、焼香はしないということだ。もちろん宗教他の生活の中で、アロマを焚いたり、芳香剤を置くのは自由だ。

　さて、韓国のキリスト教は…カトリック(バチカンにいるローマ教皇のほう)なのだろうか。結構やりたいことをやっているから、カトリックの厳しい戒律に従っていないように見えるのだが。

　さらに、自称・我こそはキリストの生まれ変わり(再臨ではない)的な代表を置く韓国式キリスト教なのだろうか。

　ハロウィンの惨劇が起こった地域の広場に、市民焼香台が設置された。犠牲者に向けた追慕や哀悼、遺族に対する見舞。それらをここで「焼香する」ことで、祈ってもらいたいというものだ。これは、遺族協議会が作った焼香所である。もっと早くに政府が作った焼香所のいわば二番煎じは否めない。政府のものは、個人情報も守らず、犠牲になった全員の遺影と位牌に対して祈れと言うもの。こちらは、犠牲者の名前と生年月日。遺族が同意しなければ遺影は菊の花になる。

　…二つの疑問が見て取れる。位牌…キリスト教では偶像崇拝を嫌うので、位牌は基本ない。キリスト教徒が多いのに、仏教の象徴のような位牌とはなんぞや。
そして、日本の皇室の印「菊」をなぜ使う。韓国の国花・ムクゲを使えばいいではないか。

　尹大統領が国家の責任とした惨事。こうして忘れないようにという理由の、忘れないは…賠償金は生涯払いなさいよ！ なのか。敬虔なクリスチャンは、見返りを求めないはずなのに…やっぱり、韓流なんちゃってキリスト教なんだな～。

　だから、焼香もできる、イエス様に恥ずかしくないか？ 。
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