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【コラム】韓国の大学には「囲碁学科」があった、意味が分からない

Global News Asia 2023年1月14日 7時0分

 囲碁愛好者は世界中にいる。しかし、やはり、囲碁は、日本、中国、韓国でさかんと言うことは否めない。韓国のあの辛いラーメンで有名な農心が主催する「農心杯世界囲碁大会」があるくらいだ。

 愛好者には申し訳ないが、囲碁は将棋に比べるとちょっと地味だ。将棋には、時代時代にスターがいて、今でいうと藤井聡太八冠といったところか。大昔の坂田三吉は、「王将」という歌のモデルになるくらい破天荒だった。家族にしたら大変だけど、ファンで見ているだけだと問題ないかも~羽生善治永世名人は、なかなかユニークな父親ぶりで、彼なら家にいてもいいか。

 …囲碁には、誰もが知っている強い人は、日本ではちょっと見当たらない。最強の人はいるはずだが。

 しかし、韓国では、囲碁で天下を取るべく、いや日本と中国に勝って世界王者(世界ってそんなに狭いのか)になるべく囲碁学科を設置している大学がある。私学で偏差値は55~60くらい(日本の日東駒専レベル)。

 各種学科も勉強はしていると思うが、大学で囲碁を学ぶっていったいどういうことなのだろう。勝負の世界は理論ではない。理論で勝てるならば、コンピューターに人類は敵わない。

 少子化。個性に合わせた学科作りで、大学が儲けるシステムのために作られたとしたら、大勢の志願者はいないと思われる。現に、残念なことだが、この学科は廃止される方向で話が進んでいる。儲けられなかったということか。

 日本の地方新聞社の雄「河北新報」(東北・ブロック紙)のプリンスも、囲碁をしている。東京支社に配属になり記者をやりながら、囲碁もしている。足で記事を稼いでいる記者は紙面の都合上1ベタ程度しか書く場所を与えられないのに、紙面4分の1程度を割いて、囲碁論のコーナーを定期的に持てるのはプリンスゆえだから。

 韓国の囲碁愛好者の若者よ、あきらめることはない。囲碁が最優先で新聞記者の肩書になれる新聞社に入ればいい。事実存在するんだから、会社も選ぶことはない。

 韓国の大学で一生懸命学び、囲碁を専門とする記者になれ。宮城県は朝鮮系民族に優しいぞ。
【編集 : fa】

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