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【タイ】知らないと旅行プランが台無しに? タイにもあったゴールデンウィーク

Global News Asia 2023年1月12日 9時0分

 2023年1月11日、タイ政府内閣は、今年の5月5日を休日として、5月4日戴冠記念日から7日まで4連休とすることを決定。

 国内旅行などを促進し、景気浮揚の一助としたい考え。また、早めにこうした決定をすることで、政府機関や企業が事前にビジネスプランを立てやすくする目的もある。

 日本でも毎年ゴールデンウィークとして、4月29日のみどりの日から憲法記念日、こどもの日を挟んだ連休となっていて、今年は9連休になる企業もある。タイでも毎年ほぼ同じ日程で連休になることはご存知だろうか。今回のタイ政府の決定で、日本と同じように中日に有給休暇等を取れば、9連休となるのだ。そして、このことを知らないと、せっかく立てた旅行プランが台無しにもなりかねないので、注意が必要だ。

2023年の日タイのゴールデンウィーク


4月..........日本.........タイ
29日 (土) 昭和の日
30日 (日)
5月
1日 (月).....△......レイバーデイ
2日 (火).....△.............△
3日 (水) 憲法記念日......△
4日 (木) みどりの日 戴冠記念日
5日 (金) こどもの日 国民の休日
6日 (土)
7日 (日)

 これは、タイのビジネスシーンにおいて、経営者にとっては痛し痒しでもある。というのも、4月13日〜15日は、水かけ祭りとして有名なタイの旧正月ソンクランがあり、その前後一週間は多くの企業が休みとなる。そこから二週間後にまた大型連休があるのだ。このためにソンクランからこの5月連休にかけて仕事が滞る企業も少なくない。

 また、タイを訪れる観光客にとっても近年は不都合が生じている。こうした連休にタイ人の多くが地方などへ旅行に出かけることが増えているために、主要観光地などの宿が取りにくくなっており、公共交通機関も予約が早めに埋まっていることも増えているのだ。

 こうしたことから、ソンクラン期間ほどではないにしろ、来てみたら泊まる場所がなかったなんてことにならないためにも、ゴールデンウィークにタイ旅行を計画している人は、早めにホテルや移動手段を確保することをお勧めしたい。

 また、近年タイ政府はこうした臨時の休日を設けて連休にする施策を多くとっており、今後も追加されることもあると予想される。
【編集 : そむちゃい吉田】

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