中国の33歳の男性看護師が死亡した。この看護師は、新型コロナウィルスに罹患していたにもかかわらず、休むことが許されなかった。
吐血するほどの激しい咳をしていたというのに、シフトが変えられることはなく、通常通り働かなければならなかった。
ゼロコロナ政策で、コロナ罹患者が少なくなったと言うのは、あくまでも政府発表であり、現実に今中国で起こっていることは別物だと思われる。
病院関係者は、患者がとても多く医療人のほとんどが罹患しても休むことなどできないと話す。休むことができないのではなく、「我が一番」の患者側が、エッセンシャルワーカーが十分な休養を取ることを許さないとも考えられる。
日本、地方の大病院のコロナ病棟では、妊娠している看護師が、防護服の中で流産を起こした。終日の勤務が終わるまで防護服を脱ぐことが許されなかったという話も、現実にある。また入院設備のないクリニックの看護師が罹患して、医院自体が休診せざるを得ないこともあちこちで起きている。
どこの国の医療者=エッセンシャルワーカーはまじめだ。患者からうつったと思われても、患者を恨むことはしない。まさに自分の命をかけて、全くの他人である患者に寄り添う。「給料もらっているから」と考える人もいるだろうが、お金では済まない我慢を3年も強いられている。
【編集 : fa】
吐血するほどの激しい咳をしていたというのに、シフトが変えられることはなく、通常通り働かなければならなかった。
ゼロコロナ政策で、コロナ罹患者が少なくなったと言うのは、あくまでも政府発表であり、現実に今中国で起こっていることは別物だと思われる。
病院関係者は、患者がとても多く医療人のほとんどが罹患しても休むことなどできないと話す。休むことができないのではなく、「我が一番」の患者側が、エッセンシャルワーカーが十分な休養を取ることを許さないとも考えられる。
日本、地方の大病院のコロナ病棟では、妊娠している看護師が、防護服の中で流産を起こした。終日の勤務が終わるまで防護服を脱ぐことが許されなかったという話も、現実にある。また入院設備のないクリニックの看護師が罹患して、医院自体が休診せざるを得ないこともあちこちで起きている。
どこの国の医療者=エッセンシャルワーカーはまじめだ。患者からうつったと思われても、患者を恨むことはしない。まさに自分の命をかけて、全くの他人である患者に寄り添う。「給料もらっているから」と考える人もいるだろうが、お金では済まない我慢を3年も強いられている。
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