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【コラム】2023年も辛ラーメンをよろしくお願いいたします(1)韓国

Global News Asia 2023年2月3日 6時0分

 辛さは、すべてを隠す。パウダー状液体の異物が入っていても、すべて辛さでごまかされる。

 台湾に輸出された、韓国の代名詞と言っても間違いはない「辛ラーメン」。から、農薬成分が検出された。輸入の際に、きちんと「不審物」が入っていないか調査するのは税関として堅実な行為だ。

 今回の対象になったのは、袋麺ではなく、カップ麺の「辛ラーメンブラック豆腐キムチ」というもの。

 一概に農薬とされたが、発がん性物質のエチレンオキサイド(EO)が、1キロあたり、0.075ミリグラム。この薬品は、消毒殺菌にも使われることがあり、工場でたまたま混入しただけかもしれないが…1000箱がそのまま韓国に返送(廃棄分含)されることになった。

 食べ続けると、白血病や胃がんを併発することがすでに発表されており、台湾も受け入れるわけにはいかなかったのだろう。

 韓国のことだから、輸出する際に、抜き打ちで成分を調べることは行ってはいないだろう。送って(輸出)してしまえばこっちのもの。まあまあ、返品されたら捨てたらいいだけ。あまり深刻には考えてはいない。現にメーカーの農心サイドは、謝罪など今現在行ってはいない。それは、売買されなかったから、被害者はいないという判断の元かもしれない。けれど、危険なものを売ったという事実は、こうして世界各国に報道される。今年も、辛ラーメンからは目が離せない。
【編集 : fa】

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