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【コラム】本屋さんは、伴侶犬の推進者 韓国

Global News Asia 2023年2月6日 6時0分

 定年後の夢の実現だ。金ならある。金を出してくれるスポンサーもいる。イメージキャラクターとしてのギャラも入る。ただでは転ばない。

 韓国前大統領文在寅氏。文ちゃんが、今月あたり故郷に「まちの本屋」さんを開くと言う。文ちゃんは本が大好きらしい。本をよく読む「読書家」その先の他人が読む本にアドバイスをする「勤読家」(この表現初耳)を超えたと自分を評する。本を通じて対話する。そして交流する。そんな空間になる「まちの本屋」さん。

 韓国全土で書店運動が起きている。本屋を開くことで様々なプログラムが展開できるとそうだ…韓国に図書館はないのか…盗まれちゃうか、蔵書が。

 文ちゃんが住んでいるところは、村。その村の役に立ちたい。それは、自分が自宅を建てたことで、デモが頻繁に起きている。その騒音や罵詈雑言が村中に響いていてとても心苦しい。村民のストレスを考えて、自分ができることを考えた結果が書店開店とのこと。じゃあ、四六時中デモや騒音に溢れるソウルに帰ったらいいじゃないか。

 自分のネームバリューを持って、著者を呼ぶ。著者と読者が対話する。また友人同士が討論できる場として提供したい。さらに、本屋なのに…陶磁器づくりのイベントも行うらしい。

 文ちゃんが自ら店頭に立つ。そしてHPを立ち上げて情報を発信する。

 そんな一般人のような夢は実現できるだろうか。韓国人歌手夫婦が小さなカフェを開いただけで、他のカフェが潰れると妨害活動をする韓国人だ。文ちゃんの本屋が流行ると、既存の本屋が潰れるとまたデモするんだろうな~。

 夢は夢。寝ていて見るしかない。そんな立場の5年間があったとは、もう忘れたのか。働かなくても、犬の散歩してればいいって。
【編集 : fa】

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