2023年2月15日、在チェンマイ日本総領事館は、 「パヤオ県チェンムワン郡における山岳地域救急救命・医療体制改善計画」の支援を決定し、樋口惠一総領事とソムポップ・ムアンチューン・チェンムワン病院長との間で署名式を行った。
チェンムワン郡は、パヤオ市内中心地から南東に約120キロ離れた山岳部と山間部からなる地域で、ヤオ族やタイルー族などの少数民族を含む34村の住民が暮らしている。同郡の中核病院であるチェンムワン病院では、地域住民に対して公的医療サービスを提供しているが、同病院所有のワゴン型救急車ではアクセスすることが出来ない特に険しい山岳部に居住する住民は、迅速な救命救急・搬送サービスを受けることが出来ず、常に症状の悪化や後遺症、さらには生命の危険に晒されており、救急車両の整備が喫緊の課題となっていた。また、同病院では、同地域で課題となっている肺疾患の予防及び治療に専念しているが、同病院が保有している呼吸機能検査機は経年劣化により故障し、現在では十分な検査が実施できない状態であるため、新たな呼吸機能検査機の整備が求められていた。
在チェンマイ日本総領事館は、四駆型救急車、屋根付き駐車場、並びに呼吸機能検査機の整備に対し総額1,924,000バーツ(約750万円)の支援を決定した。
【編集 : af】
チェンムワン郡は、パヤオ市内中心地から南東に約120キロ離れた山岳部と山間部からなる地域で、ヤオ族やタイルー族などの少数民族を含む34村の住民が暮らしている。同郡の中核病院であるチェンムワン病院では、地域住民に対して公的医療サービスを提供しているが、同病院所有のワゴン型救急車ではアクセスすることが出来ない特に険しい山岳部に居住する住民は、迅速な救命救急・搬送サービスを受けることが出来ず、常に症状の悪化や後遺症、さらには生命の危険に晒されており、救急車両の整備が喫緊の課題となっていた。また、同病院では、同地域で課題となっている肺疾患の予防及び治療に専念しているが、同病院が保有している呼吸機能検査機は経年劣化により故障し、現在では十分な検査が実施できない状態であるため、新たな呼吸機能検査機の整備が求められていた。
在チェンマイ日本総領事館は、四駆型救急車、屋根付き駐車場、並びに呼吸機能検査機の整備に対し総額1,924,000バーツ(約750万円)の支援を決定した。
【編集 : af】