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【コラム】WHOが入った「ウイルス研究所」、中国地図にはどこにも確認できず

Global News Asia 2023年3月5日 6時0分

 中国の地図アプリには、新型コロナウィルスが発生したとされる、ウィルス研究所はない。もちろん、2019年以降に出来た中国の紙の地図にも存在はしない。存在しなければなかったことになるのだろうか。

 地続きで辿り着くと、WHOが立ち入り検査した建物は存在する。ただ「中国科学院武漢ウィルス研究所」の文字はどこにも確認することはできない。入り口には、警備員が配置され、人の出入りもあるので、廃墟になったわけではない。公にはなっていないが、研究所の移転や廃止という流れで人の出入りがあるのか、研究所名を省いて、なんらかの研究はそのまま行われているのかは、わからない。それは中国の要人であってもトップシークレットなのだろう。

 爆発的な発症の際に、武漢南部にたった10日ほどで巨大な病院が建てられた。1000人以上の重症患者を収容し、2000人以上が治療を受けた場所だ。しかし、たった3年ほどの時間で、突貫工事で建てられた病院は、かなり老朽化していた。発症1年後にはいた警備員も、今はいない。つまり、もう、病院としては機能していないのだ。患者がいない、それもあるかもしれない。コロナに絶対にかからない「作られた」人間と、コロナ前の住民が総入れ替えされたようだ。

 まず患者が出た海鮮市場は、あれ以来高さ数メートルの塀で囲まれており、入ることもできない。

 武漢にある漢口駅は、もう自由だ。2022年1月まで行われていた入場制限のゲートもなくなり、陰性証明や健康コードの提示、体温チェック行われていなくなった。警備の警察官の数も減った。

 武漢肺炎からWHOが「COVID-19」に名前が世界的に決定したというのに、日本政府は、なにかの忖度で「コロナ2019」という新しい名前を国民に押し付けようとしている。たくさんの名前、ネームチェンジしていくことで、国際的にも「なんの病気だったか」攪乱させようという計画なのか。

 武漢で発祥、発症したから「武漢肺炎」でいいではないか。コロナウィルスは緩急をつけながら、まだ人類に挑みかかっている。
【編集 : fa】

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