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【コラム】430年前から変わらない呼び名 釜山の子城台公園はなぜ「釜山鎮城」になれないのか

Global News Asia 2023年4月5日 6時0分

 2023年、釜山市にある公園が、韓国の歴史由来のものに戻された。しかし、韓国と言う国は、1948年に建国されているので、歴史と言っても…ねえ。

 その公園は「子城台公園」と呼ばれていた。 はるか昔、もう大河ドラマの世界の豊臣秀吉の朝鮮出兵時、1592年、430年ほど昔。日本軍は、そこにあった釜山鎮城を陥落させた。その後、近くの甑山に、日本人の城を築いた。わずか5カ月で、朝鮮人1万人を使用。もちろん、石垣の石は、陥落した釜山鎮城の石などを使った。この時点で、場所は違うし、この城は、日本人の設計による日本人の城になったはずなんだが…。 小西行長が滞在したために、小西城とも呼ばれていた。

 歴史的には、日本人たちは朝鮮から撤退した。しかし、日本人が設計してなかなか手ごわい装備の城は…朝鮮人たちがそのまま使った。 盗人猛々しいというのが、どっちの国かは、曖昧にしておこう。しかし、日本は、朝鮮の城をそのまま使うことを良しとせず、場所は移動している。この差。

 歴史は流れて、日帝時代末期朝鮮総督府は、ここを再び「子城台公園」と名前を復活させた。釜山市は、1972年に「釜山鎮支城」とした。しかし、韓国国民は「子城台」と呼んでいるのだ、今もなお。

 行政がいくら、正式名称はこちらと言ったとしても、住民の呼び方まで変えさせることはできない。今更「釜山鎮城」と呼べと言われても、言葉はそう簡単には変わらない。だって、なんだかんだって、430年前から呼んでるのだぞ。

 そんなに我が国のものだと言うなら、陥落した後に、その当時の設計で建て直したらいいんじゃないか?
【編集 : fa】

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