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金融事業を展開するクレディセゾン 給与前払いサービスで企業をサポート

Global News Asia 2023年4月25日 8時0分

 新型コロナウイルスからの脱却が進む中、人手不足を理由とした企業倒産は、2022年は前年比26%増(帝国データバンク調べ)となっている。 特に、アルバイトやパートなどの非正規雇用においては、人材確保がますます難しくなっている。

 働き方が多様化する中、求職者の希望する条件も多様化している。しかし、コロナ禍前と変わらず、人気のある条件がある。 それは、「日払い」「週払い」など、「給与受取のタイミングが早いこと」だ。 求人サイトにおける検索キーワードランキングの上位に常に「日払い」がランクインしていることからも明らかである。 非正規雇用者を採用するための競争力強化のためには、「日払い」ができることが必要な条件になってきている。

 この「日払い」ニーズに対応すべく、クレディセゾンが提供しているのが、給与受取サービス「Advanced pay SAISON」だ。 企業に代わり、クレディセゾンが給与前払いの受付から振込までを代行してくれるサービスで、世界240カ国以上で展開されているプラットフォームベースのシステムを採用しており、人材派遣業や飲食業などでの導入が急激に増加中だという。

 クレディセゾンの末吉さんは、「『Advanced pay SAISON』は、専用WebサイトやLINEアプリから利用可能で、従業員は自由に申請をして給与を早く受取ことができる」と説明。 企業側では給与支給時に前払い利用分を天引きし、前払い利用金額はクレディセゾンに精算する流れとなっている。

 今後、人手不足がさらに深刻化すると言われている中、福利厚生として給与前払いサービスを提供することで、 求職者がアルバイトを選ぶポイントの一つとなる傾向にさらに拍車がかかると見受けられる。 また、従業員の賃金を好きなタイミングで受け取れることでのストレス軽減や、企業側の処理負担の軽減にもつながり従業員の長期就業にも寄与するなど、人材採用だけでなく人材定着の観点でも大いに期待ができるだろう。

 実際これまでに、「Advanced pay SAISON」を導入した企業では、「求人の応募率や採用後の定着率が向上した」という声が寄せられており、 サービス利用企業の飲食業の担当者は、「前払いサービスを提供することで、企業と従業員双方にとってメリットがあることが証明されている」と述べている。

 クレディセゾンでは、人材確保を含めた、経営課題を解決したい企業様をサポートできるサービスをこれからも提供していく。
【編集 : af】

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