「100倍スペースズーム」とは、サムスンのスマートフォン「Galaxy」シリーズの高性能カメラの機能で、月面のクレーターなどを鮮明に撮影できると宣伝されているものです。
しかし、実際には光学ズームは10倍までで、それ以上はデジタルズームとAIによる加筆で画像を補正していることが判明しました。
このことは、米国のネット掲示板「レディット」で投稿されたメッセージがきっかけで発覚しました。このメッセージでは、ネットからダウンロードした高解像度の月の画像を小さく縮小して「Galaxy S21 Ultra」で撮影したところ、AIが同じ月面の模様を描き足していることを実験的に証明しました。
この投稿は大きな反響を呼び、欧米のテックメディアやユーザーから「サムスンの月の写真は偽物だ」「サムスンのマーケティングは事実と異なる」という批判が相次ぎました。
サムスンは、この問題に対して公式に謝罪や回答を出していませんが、2021年3月15日付のリリースで、「シーンオプティマイザー」という機能が月を生成する過程を説明しました。
このリリースでは、「シーンオプティマイザー」は「撮影する被写体や環境に応じて最適な撮影モードを自動的に選択する機能」であり、「月モード」では「AIが月面の模様や色合いを分析し、より美しく鮮明な画像を生成する」と説明しました。
しかし、このリリースでは「100倍スペースズーム」については触れられておらず、「シーンオプティマイザー」がどのように「100倍スペースズーム」と連動しているかも明らかにされていません。
このため、サムスンのスマホに搭載されている「100倍スペースズーム」は、実際に撮影した画像ではなく、AIが生成した画像であるという疑惑が残っています。厳密にいえば「嘘・スマホ」。だって大きなレンズのNikon デジタルカメラ COOLPIX P1000(本物)よりも鮮明な画質。まさに韓国マジックです。
【編集 : LF】
しかし、実際には光学ズームは10倍までで、それ以上はデジタルズームとAIによる加筆で画像を補正していることが判明しました。
このことは、米国のネット掲示板「レディット」で投稿されたメッセージがきっかけで発覚しました。このメッセージでは、ネットからダウンロードした高解像度の月の画像を小さく縮小して「Galaxy S21 Ultra」で撮影したところ、AIが同じ月面の模様を描き足していることを実験的に証明しました。
この投稿は大きな反響を呼び、欧米のテックメディアやユーザーから「サムスンの月の写真は偽物だ」「サムスンのマーケティングは事実と異なる」という批判が相次ぎました。
サムスンは、この問題に対して公式に謝罪や回答を出していませんが、2021年3月15日付のリリースで、「シーンオプティマイザー」という機能が月を生成する過程を説明しました。
このリリースでは、「シーンオプティマイザー」は「撮影する被写体や環境に応じて最適な撮影モードを自動的に選択する機能」であり、「月モード」では「AIが月面の模様や色合いを分析し、より美しく鮮明な画像を生成する」と説明しました。
しかし、このリリースでは「100倍スペースズーム」については触れられておらず、「シーンオプティマイザー」がどのように「100倍スペースズーム」と連動しているかも明らかにされていません。
このため、サムスンのスマホに搭載されている「100倍スペースズーム」は、実際に撮影した画像ではなく、AIが生成した画像であるという疑惑が残っています。厳密にいえば「嘘・スマホ」。だって大きなレンズのNikon デジタルカメラ COOLPIX P1000(本物)よりも鮮明な画質。まさに韓国マジックです。
【編集 : LF】