【コラム】福島の桃はおいしいよ、それがなにか？ 韓国

　風評被害と言うのは、国内だけで起こるものではないことを知った。隣国として、日本に関する風評被害を間違いなく全世界に発信しているのは、韓国だ。特に、東日本大震災で起こったフクイチの問題に関して、現地を見たこともない(日本人とて立ち入り禁止区域はまだまだある)くせに、よくデマをバンバン飛ばせるものだ。まだ放流していない(と信じたい)処理水についても、韓国国内にある原発の流しっぱなしに言われる筋合いはない。

　韓国初の宇宙飛行士(44歳女性～NASAの訓練を積んだ方ではなく、日本の民放職員がお金を払って乗った系のロシアの宇宙飛行士)が、福島関連のドキュメンタリーに出演した。2018年のこと。5年前のことをよく韓国国民が覚えていたものだ。

　「福島の桃はおいしい」とコメントしたそうだ。福島は桃の名産地としてよく知られ、ジューシーでとてもおいしい。それは事実だ。

　ところが、5年も経った今、その発言が、日本政府に頼まれていると、韓国で炎上しているというのだ。日本にどんなに頼まれても、番組に出るべきではないというのだ。

　女性飛行士は、「桃を取って放射能が出ているか出ていないかカメラの前で確認し手から食べた。そう答えた部分がカットされ、桃がおいしいとだけ放送された」と弁明している。科学者の目線で福島の真実を確認したかったのだそうだ。

　震災直後ならまだしも、7年経っている。福島の桃といっても、出回っているのはフクイチ近辺が産地の物だけではない。放射能が基準以上のものを、「いくら韓国人だといえども」食べさせるはずがないだろう。

　こうして日本、被災地の名産を叩いているくせに、輸入しているのはどうして？ 。そんなに放射能が怖ければ、一切日本のおいしいものは、買わない食べない、近寄らないでくれ。
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