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【コラム】そう見えたのだから、年齢詐称じゃないんじゃない? 韓国

Global News Asia 2023年6月6日 6時0分

 もう一度高校生に戻ってやり直したいことがある。それは、多くの人がちょっとは考えることではないのか。バリバリの文化部だった筆者は、もし高校生に戻れるなら陸上や水泳の個人競技で青春を謳歌したい…文化部で一緒だった友人たちには裏切りだと言われているのだが。

 高校のシステム的には、普通科を出た人が、工業科に社会人入学することを拒むものではない。ただ、だったら工業系の大学か専門学校に行ったほうが学歴にはなる。

 でもあの頃に戻りたいと思いこじらせてしまうと、どんなことでもしてしまうのが韓国人の特徴だ。

 2023年1月、一人の韓国人女性がアメリカの高校に入学した。ニュージャージー州では、高校進学のための書類は高校に行きたいと思い立った日から入学できるようになっている(アメリカ自体、入る門戸は大きく広がっている。でも卒業するためにはとても厳しい)。書類は30日以内に用意すればいい。

 彼女は、2007年生まれの15歳として届け出をした。そして、その後4日間高校に通い、授業を受け、友達を作り連絡先を集めた。しかし、彼女は1993年生まれの29歳だった。どんなに若作りをしても、ティーンエイジャーと三十路では、やはりばれてしまうものだ。5日目にばれ、彼女は逮捕された。

 逮捕の理由は、未成年者の連絡先を不法に入手したことと、当然年齢差証した書類の提出。

 彼女は「本当の」高校生の頃、アメリカに留学し、大学にまでそのまま進学していた。その後アメリカで結婚し離婚した。それでもう一度高校生になれば人生がリセットできると思っていたようだ。留学したまま長らく韓国にも帰ってなかったので寂しかったとも供述している。アメリカ的には、犯罪を行われるくらいなら、韓国に帰ればいいのに、だ。

 彼女は今現在、有罪を逃れるために、示談的なプログラムを受けることを望んでいる。これが認められると、彼女はまた、規則の緩い世界中のどこかの高校に進学するかもしれない。「私は永遠の15歳から歳を取らないの!」と主張しながら。

 どの国で長く暮らしても、韓国人特有の厚かましさを消すことはできない。
【編集 : fa】

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