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【コラム】味なのか、価格なのか、安全性否定なのか 韓国

Global News Asia 2023年6月7日 6時0分

 韓国のマスコミは、いつものように自信満々と伝える。フランスで韓国料理が今ブームだと。

 2023年5月下旬にオランダのアムステルダムで行われた「国際プライベートラベルショー」の韓国食品ブースに、一人のフランス人がいた。彼はフランスの大手スーパーのバイヤーで、スーパーのプライベートブランドにする製品を探しに来ていた。韓国食品ブースで彼のお口に合ったのは、ビビンバ。そして韓国流バーベキュー(どの国でも、BBQは似たり寄ったりだと思われるのだが)。

 そのスーパーでは、プライベートブランドとして冷凍ご飯(あくまでも韓国のご飯)やチャプチェ、餃子の生産体制を整えているという。

 メキシコを主産地とするハラペーニョを韓国餃子に混ぜてチャプチェ餃子にしたものの売れ行きがいいらしい…この場合、メキシコがメインなのか韓国が原産なのか、作り出したフランスオリジナルなのかがわからない。

 世界的に辛いものが、アフターコロナの主役になっている~Fテレビ月10のドラマでも見ているだけでヒリヒリする食べ物ばかり出ている。

 メキシコのハラペーニョにしても、日本の渡辺採種場の「げきから」にしても辛さでは引けを取らないものが世界中にある。辛い=韓国ではない。韓国マスコミは自国に都合のいいように考えているふしがある。

 プライベートブランドは、安い。かつ大量に入っている業務向けもある。食べ盛りを抱えた家庭や食堂施設など、安全性はさておいて、とりあえず味がそこそこならいいじゃん的な買い方をされるものだ。

 自国に工場を持たなければ、現地がやらかしましたで責任逃れもできるブランドでもある。まあおいしさに関しては人それぞれの味覚で否定すべきものではないのだが。

 何人かの外国人バイヤーが、韓国ブースを訪れたからと言って必ず選ばれるものではないはずなのに。どうなのだろう。

 ちなみに、このショー、今年は125か国から約2600社が参加している。選ばれるのは至難の業である。

 韓国餃子に、メキシコ原産のハラペーニョを入れられたら、どの国のものかわからないではないか。それも、韓国人にはもっとわからない、現実だ。
【編集 : fa】

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