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【コラム】トランスジェンダー部門を作ればいいのに 韓国

Global News Asia 2023年7月6日 6時0分

 心は女性だけどたまたま男性の体で生まれてしまった、その逆もしかり。トランスジェンダー、多様性を認める。LGBT+Q。そのままの体で、本当の性を生きる方法もある。ただ、これはかなり制限がある、権利を主張すればするほど、受け入れられないという声は高くなる(心は女性なので、女風呂に入りたい、とか)。

 体も手術で本当の性にしてしまう。高額の費用が必要となる。しかし、法的に性別変更もおこなう場合、この手術は必須だ(手術時点で生まれている子は別だが、生殖機能を失くさねばならない)。

 韓国の体育大会の自転車競輪一般女性の部に、性転換手術を受けた元男性が出場し、優勝した。

 これは、競輪という競技を知っている者からしたらあってはならないことだ。「女性になったらから女性の部に出て何が悪い」と言われたとしても、だ。

 筆者の血縁に、自転車で国体に出た兄妹がいる。それで練習内容など、素人にしては詳しいのだが…男性は筋肉もつきやすいし、キープもしやすい。授業が終わってから真っ暗になるまで山でUPDOWNの長距離を走り、自宅に帰るのもやはり競技用自転車だ。妹の場合は、女子部員が一人しかいないこともあって男子部員とほぼ同じ練習を毎日行った。けれど、3年の国体が終わり練習をしなくなると18歳の女子の体系に戻った。筋肉質ではあるが、3年間培った筋肉はすぐに落ちた。そのつてでプロ競輪選手になった方々も知っているが、やはり男性の部と女性の部はわけないと、生理的に難しい。

 健康的な女性にはきちんとした周期で生理というものがある。申し訳ないがトランスジェンダーで女性になった方には、生理はない。ホルモン剤使用で似たような体のリズムはあるかもしれないが、本当の生理の苦しさはわからない。試合に向けてホルモン剤で生理周期を変えると、ドーピングに引っかかる場合があるので、かなり前から周期の調整に入る。

 優勝した韓国の選手は、昨年10月に適合手術を受けている。7か月。まだ男性の筋肉は存在する。それで、女性の部に出るとは、女性選手として猛練習をしてきた女性たちに失礼ではあるまいか。

 「はやく、トランスジェンダーのための第三の競技を作るべき」。優勝することでこの発言をしたかったようだが。あまりに、卑怯だ。やはり韓国人だからゆえか。
【編集 : fa】

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