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【コラム】ウクライナに帰って兵役についたらいかが? 韓国

Global News Asia 2023年8月18日 7時0分

 今期、日曜劇場枠で放映されているドラマを見ていらっしゃる方も多いと思う。第一話、大使館の入り口での主人公の引っ張り合い。あのラインこそが、異国に居て逮捕されない外交特権なのだと思ったものだが…それは大使館に在住していないたまたまその国にいた一般人の場合だからか?

 ソウル。昨年のハロウィンで多くの死者を出した梨泰院。死者を出したと言っても、ドラマの舞台になったくらいだからもう平常に戻っている。その一つの飲食店でウクライナ大使館の一等書記官が現行犯逮捕された。

 その店は行列ができるくらいの人気店。書記官は列に並ばなかった。列に並ばなくていいという特権をセルフ発令したのか、酔っぱらいすぎて前後不覚だったのか。並ぶように促すスタッフの腹部を右の拳で殴った。それ以降、「ファイト、ファイト」とファイティングポーズで煽った。この時点では、彼が誰かはわからない。韓国警察が呼ばれ、逮捕されて、ブタ箱に放り込まれた。(公職でも、どこにでもいるバカヤローの一人)

 翌朝、正気を取り戻した彼は、自分の身分を明らかにした。そして、ウィーン条約第31条の「外交官とその家族は駐在国で刑事処罰が免責される」に乗っ取って、すぐに釈放された。殴られたスタッフはいい迷惑だ。さらに、行列にまじめに並んでいた韓国人をはじめ多くの人々もこの釈放は許せないだろう。

 駐韓ウクライナ大使館は謝罪の意を表明したがそれで終わる案件か。韓国当局に捜査協力するともと伝えているが本人と家族が帰国したら終了だ。

 なんのために大使館に勤務しているのだ。韓国で飲み歩くためか。ウクライナで戦う者たちは葬式以外の休暇は認められない。

 このままなかったことにしてウクライナに帰国させるのであれば、一兵卒として最前線で国民にご奉仕してもらおうじゃないか、そんなにファイトが余っているのであれば。
【編集 : fa】

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