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【コラム】日本のアイドルしっかりしろ! K-POPアイドルに抜かれるぞ!

Global News Asia 2023年8月27日 6時0分

 2023年8月1日から、外国人歌手がコンサートなど仕事で訪日する際の「興行ビザ」の要件が緩められている。この恩恵を一番与るのは、日帰りもできる国:韓国の芸能人ではあるまいか。

 ただ、自称芸能人も日本で一発あててやる芸能人にもその資格はない。1日のギャラが50万円以上(推しのためならいくらでも出すファンに呼ばれたら確実に以上にはなるが)。人気歌手(基準がとても曖昧)。滞在日数が30日以内…韓国アイドルグループが日本のキーポイントになる都市を回るツアーができる。しかし、必ずしもコンサートなど大々的な実演を開かなくても、推してくれる一人のためのコンサートの30日貸し切りでも可能なわけだ。

 今までは、ギャラ50万円以上はかわらないが、連続滞在は15日以内だった。そして客席が100席以上の飲食を販売しない公演会場~1ドリンク付きのライブハウスは該当しない。日本政府と学校などが開く公的行事の出演のためなど、どれか一つを満たさなければならなった。公的行事ならノーギャラでも大丈夫ということだが、逆に、一人のためのコンサートはできなかったのだ。

 今回は、お酒を提供するライブハウス「など」での外国人音楽家の公演が可能だ。「など」の拡大解釈が後々問題になってくる案件だ。

 そして、今までは2年以上海外での活動歴に13平方メートル以上のステージに立っている必要があった…13平方メートルというと莫大だが8畳ほどだから、地域の集会場というか町内会の宴会するところよりも確実に狭い。ここも実は甘かったの。だが今回は、本人に実績を証明するものがなにもなくても、「呼び屋」「イベンター」が3年以上外国人音楽家に仕事させてればOK。

 K-POPじゃなくても、韓国の地下アイドル、2,5次元アイドルでも、なんなら歌が歌える自称さんでも大丈夫になった。多くのファンがいる人だけでなく、新人音楽家やインディーズにも日本進出が可能。それって、誰得? 。

 まあまあ、私だけの推しに会えるチャンスが、日本でも容易になったことで喜べる方々がいる。最近しょぼくなった日本の芸能人が、外国人にとってかわられてしまうのかな~。
【編集 : fa】

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