【コラム】朗報！ あの埼玉県で、K-POPアイドルが見られるぞ！

　韓国には若手アイドルを中心にした、韓国版ヤング紅白がある。あくまでも一案だと主催者はコメントしているが、日本で大きな会場を押さえるためには何年も前からの予約が必要だ。コロナ禍でたまたま空きがあったとて、旬の出演者のスケジュールも押さえなければならない。火のないところに煙は立たないのだ、少なくとも日本の施設を使うのであれば。

　「2023KBS歌謡大祝祭」が、所沢にある野球チームのドームで、12月初旬に行われるそうだ。KBSは、日本においてはNHK的立場の放送局。これまではソウルにあるKBSホールや13595人収容できる体育館などで行われてきた。

　ところが、コロナ禍で疲弊した視聴者、いや、出場する若手K-POPアイドルたちのために、日本という一番近い海外で公演しようという機運が高まった。日本のファンを韓国に呼ぶよりも、韓国の歌手たちが日本に行くことでよりK-POPを好きになってもらおう。日本のファンの要請が爆発的に増加していることも開催の理由の一つ。

　KBSの人気歌番組「ミュージックバンク」をまず、下半期に日本やメキシコなどのワールドツアーとして行う。その総仕上げが暮れのドーム公演だ。

　もちろん、会場の借り賃の折り合いがつかない場合、暮れのディナーショーで稼ぎたい歌手たちが辞退すれば、韓国で行った方が被害は少ないので、あくまでも案としている。BTSは休業中。さて、どんなK-POPアイドルがオファーを受けるのだろうか。
【編集 : fa】