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【コラム】自転車のダイナモに怒る夏・韓国

Global News Asia 2023年9月15日 6時0分

 昔は、春になったからね~とちょうちょを歌いながら、精神の病を患う人を揶揄する現象があった。しかし、地球温暖化のさらに上を行くこの地球規模の暑さでは、夏にこそ頭の動きが止まってしまう。いや止まるから、おかしなこともしないのがスタンダードになりつつあるかも。

 さて。読者諸君。自転車はいわゆる「点灯虫」と呼ばれる暗さを検知したら勝手にライトがつくタイプにお乗りだろうか。ダイナモをセッティングして、必死に漕いでライトの電源にするタイプにお乗りだろうか。どちらにせよ、今自転車が行きますよ~程度のかすかな存在感しかあのヘッドライトにはないかもしれない。車のヘッドライトがまぶしすぎてイラつくことはあっても、自転車のライトは、ライトな明るさだ。逆に無灯火で走っている黒めの自転車の方が怖い。 

 22時過ぎに自転車を漕ぐとき、常識的にライトは灯火されている。ところが韓国では、そのライトがまぶしすぎると感じる人がいた…目が非常によい、野性的な人なのね。いやいやまもなく70歳に手が届きそうな酔っ払いだった。

 まぶしい、といちゃもんをつけるが早いか、そばの菜園にあった鎌を拾って凶器にして、自転車を50メートルほど追いかけた。鎌は、いちゃもんをつける前に拾ったのか、いちゃもんをつけるためにあえて畑を探して事前に拾ったのか。探しているうちに自転車が角などを曲がったら追いつけるものではない。

 暑すぎるし酔っぱらってしまっているから、おかしくなっちゃったんだね。もういちゃもんの理由も、ライトがまぶしいでも、スピード出してんじゃねーぞでもよかったんだろうね。

 今どきはどこにでも防犯カメラがあるから、酔っ払いの蛮行は撮られ、韓国全土に映し出された。こういうのがいるから、常習犯の無灯火の方々の言い訳になってしまうのだろうな。

【編集 : fa】

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