Infoseek 楽天

【コラム】3回はダメだって結婚式で使っていけない言葉じゃない? 韓国

Global News Asia 2023年9月16日 8時0分

 新郎も新婦も初婚だった。新郎には過去に同棲歴はあったが、それは結婚を前提にしたものではなかった。今の時代、合同結婚式でもなければ、初婚であっても、最初に付き合った同士ではないことの方が多い。貞操を守ることも大事だが、肌の相性もある。だから、それは結婚届を出してから知ったではあまりに残念な事実となる。

 結婚式を挙げている最中の新郎新婦のことは、会場内あちこちで撮影会になる。「正直覚えていないんだよね~」だったりするくらい、当日はあわただしい流れの中にいる。そして、後日、友人たちから寄せられた写真や動画を見て、「そうだったんだ~」になる。知らんけど。

 韓国のカップルもそんな新郎新婦だった。本当に後日写真を見て、新妻がブチ切れた。
妻の背景に「3回目はダメだ」という花輪が映っていた(韓国の結婚式って、花輪出すんだ~葬式のようだね)。
その花輪は友人から贈られたものだった。切れた新妻はどうしてこんなコメントを書いたか激しく問い詰めた。「新郎が元カノと喧嘩別れしたから」とヘラヘラと答えた。付き合っていた相手との別離を、×イチカウントにまぜられるのは心外だ。よしんば、花輪が新郎の後ろにあったら、腹が立つけど、「あなた元カノ何人いたの! 全部白状なさい」という壮大な夫婦喧嘩がまず先だったであろう。
けれど、何人の元カレがいたのか知る由もない新郎の友達のいたずら心が新妻の怒りの火に油を注いだ。

「名誉棄損で訴えてやる!」。

 何度も書くが今の時代1回の結婚でおさまればいいが、無理だったら嫌々連れ添わなくってもいい。現実、友人のジョークもわからないのかよと夫の方は思っているかもしれない。案外男は、妻よりも長年の友人の方を失いたくない生き物でもあるのだから。

 でも新妻は「一生に1回の結婚式なのに、なにしてくれちゃったの!」と取り付く島もない。

 さらに、黙っていれば関係者だけが知るで済んだものを…テレビの法律バラエティに出て、一部始終を話したのだ。SNSでも魚拓取られて一生消えないものだが、テレビはだめだよテレビは。自分は再婚ではないと主張したかったにせよ、逆に元カレとの別れを暴露される可能性があるだろうに。

 番組出演の弁護士には、訴えても無駄だねと言われて、はるか日本のネットニュースにまでなって心の狭さがわかられちゃったよ、新妻。
【編集 : fa】

この記事の関連ニュース