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【コラム】頼む案件が違うベクトルの韓国

Global News Asia 2023年9月24日 7時0分

 仮に日本の自衛隊に同じ案件を依頼するだろうか。天災の被災地における救助復旧作業も自衛隊はしてくれる。温泉も銭湯もない場所でお風呂を作ってくれて安らぎまで与えてくれる。

 自衛隊には音楽隊もあり、イベント等で華を添えてくれる。その関連でいえばブルーインパルスなどの空のイベントの盛り上げだ。そうそう忘れていけないのは、北海道の雪まつりの雪像作り。

 自衛隊は、憲法9条では認められない軍隊的訓練も行ってはいるが…それ以外に日本国民、最近では国外の「国レベル」で困っていることに対処してくれる一つの団体ではある。一概に、自衛隊は軍隊だから日本にはふさわしくないとは言い捨てることができない仕事をやってくれている。国民は常識の範囲でその仕事を依頼している。

 韓国では、歴史祭りの一貫の手伝いを韓国陸軍に依頼した。安全管理…これは警察でもできるが、梨泰院での事故を踏まえてより安全を期すためには、わかる。開会式ステージの整列…祭りの主催者の自治体職員の仕事ではないのか。

 そして、動くフォトゾーンのコスプレ要員。これは陸軍軍人の毎日の訓練を愚弄するものではないか。もちろん、シャレで引き受けるは太っ腹でいいとは思う。だけれど、開催地の商工会や青年会議所、子供会…中学や高校、大学の生徒会などで十分できることだ。

 立派な歴史上の人物ならまだしも、貴族の妻でありながら不特定多数の男性と密通したっ女性や、去勢された男性官吏とか…動員募集をかけてもなり手がいない役をやってくれという要望はいったいどういう神経をしているのか。

 女装の役もある。ジェンダーな今、それを嫌がればどう叩かれるかわからない。

 韓国では軍隊は認められている。有事訓練も行っている。軍人という職業は、地域のために尽くすことはあっても、なんでも言うことを聞く奴隷ではない。

 陸軍に本気でそんなおちゃらけを依頼しているのか、当然非難の声が上がった。主催者はプログラムを変更すると表明した。

 バカも休み休み言え。軍隊と国民の共生は、なんでも受け入れることではない。祭りなんか自分たちで管理できないならやめちまえ。
【編集 : fa】

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