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【コラム】アイスクリームも気軽に食べられないものになりました・韓国

Global News Asia 2023年10月15日 7時0分

 昔、庶民の涼をとる食べ物の元祖の一つかき氷。あの掻きたてでふわっふわとした氷に水蜜をかけて食べる。安価だし一気に涼しくなるし一挙両得…そんなお店のかき氷屋さんも自転車でその場で作ってくれるかき氷屋さんもほぼほぼなくなった(なくなったジャンルにはアイスキャンデー屋さんもある)。ファミレスの380円のは味が単調で残したくなるし、スーパーの食堂の680円はお値段が構えてしまう。名古屋発祥の喫茶店のかき氷に関しては1000円越えで、コーヒーより高いしプレートランチより高い。お家で掻き掻きするしかないのかな。コンビニのピンクのかき氷は安いが、ふわっふわではない。力を込めて掻きださなといけない。氷ですらこんな塩梅。

 氷よりも比較的気温が低いときに食べたくなるのがアイスクリーム。今100円以下のはあるんだろうか(手軽に行けるコンビニとかで)。気温22~23度くらいで、人はアイスクリームを欲するようになると言われている。
今、気軽に手軽に行けるコンビニなどで、100円以下のアイスクリームは売っているのだろうか。ミニサイズの箱入りで、入っている個数で割ると100円以下は存在するだろう。でも、値上げ値上げ、なんでも値上げラッシュで、コンビニのアイスケースの値札の入り替えも終わらないうちにまた値上がりしている。

 それは韓国でも同じで、アイスクリームの物価上昇率が14,3%になった。7月から8月の単純加工食品物価上昇率6.3%の倍以上。これは、2009年以来14年ぶりの大幅な上昇率となる。
例えば、7月に168円だった、アイスクリームは192円になる計算。ハーゲンダッツなどは、350円が一気に400円越えするし、あるかどうかわからないが白くまだと、365円が417円で50円も上がる計算だ。今まで2個食べられていたのに、1個も怪しい時代がやってこようとしている、日本でも。

 さらに10月に牛乳の原乳の価格が上がる韓国では、もっとアイスクリームが高くなる予測だ。原乳というか純粋乳製品のハーゲンダッツは上がる。その他のいろいろ混ざったバニラアイスは、輸入粉ミルクで作られているのでそんなに値上がりしないのではないかと農産畜産食品庁は語っている。そこは、韓国の業者、便乗値上げがあるだろう。

 酒が飲めない面白みのない筆者は、酒が値上がりしようとどうってことないが、アイスが高くなるとモチベーションが下がる。そんなに食べる頻度はないが、かき氷も高い、アイスも高いでは、夏に水風呂しかないじゃないか。
【編集 : fa】

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