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日中国交正常化に貢献した、創価学会の池田大作名誉会長が死去、95歳

Global News Asia 2023年11月19日 19時0分

 日中国交正常化に貢献した、創価学会の池田大作名誉会長が、2023年11月15日に死去したことが分かった。95歳だった。創価学会は、2023年11月18日に公式発表した。

 池田氏は、1928年1月2日に東京府荏原郡入新井町(現在の東京都大田区)に生まれた。1947年に創価学会に入信し、1958年に戸田城聖の後を継いで第3代会長に就任した。1964年に公明党を結成し、政界にも影響力を持った。1979年に会長を退任し、名誉会長となった。その後は、海外の指導者や知識人との対話や、文化・教育・平和活動に尽力した。作家としても、『人間革命』や『新・人間革命』などの小説や、詩集、随筆などを多数発表した。

 池田氏は、2010年11月に米大学からの博士号授与式典に出席したのを最後に、公の場から姿を消した。その後の容体は明らかにされなかったが、機関紙の聖教新聞には、本人執筆とされるメッセージが時折掲載されていた。死因は高齢による老すいとみられる。

 創価学会の原田稔会長は、発表文で「池田先生は、私たちに人間の尊厳と平和の理念を教えてくださり、世界中の人々に希望と勇気を与えてくださった。その偉大な功績と遺志は、私たちの心に深く刻まれております。私たちは、池田先生のご指導を忠実に実践し、創価学会の発展と世界平和の実現に尽力してまいります」と述べた。

 池田氏の葬儀は、親族と学会幹部のみで執り行われた。後日、追悼式が開催される予定だ。
【編集 : af】

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