2014年9月5日、タイメディアにAP通信からの翻訳という形で、日本人御曹司の代理母となった女性がその印象と経緯について語ったという記事が掲載された。
日本人御曹司の代理母になった女性はワーサナーと名乗る32歳で、バンコクのスラムに家族親類7人が同居で暮らしている。普段は露店でタイ伝統のスイーツを売っている。
彼女が代理母に応募したきっかけは、2012年にネット広告を見つけたことだった。そのとき彼女の家族は父親の病気治療費を払えずに困窮していた。1万ドル(約105万円)という報酬に応募を躊躇することはなかった。
募集広告には、外国の子供が欲しくても出来ないカップルのために、と書かれていた。そして、応募の際も外国人カップルと説明を受けた。しかし、彼女に紹介されたのはカップルではなかった。
実の親について、彼女自身は知らされないのだろうと思っていた。しかし、自分自身の卵子が使われたのかも知れないと思ったため、母親は誰かと尋ねてみた。しかし、明確な答えはもらえなかったと言う。
妊娠後期に体調を崩し、2か月早産をすることになった。2013年6月20日に男の子を帝王切開で出産した。そして出産から6日後に帰宅したが、子供がいつ日本人に引き渡されたのかはわからなかった。
2か月後、初めて日本人男性と会ったが、彼は背が高く、髪を肩まで伸ばし、シワのよったボタンダウンのシャツにジーパンというラフな格好だった。そのため、印象はあまり良くなったという。実際に彼は彼女に一言も声をかけることはないままに契約書に署名をするだけだった。
契約の内容についての記述はなかったが、代理母に応募する女性の多くが学歴もなく、法律にも疎い。またこの記事には、女性が親権の手続きで裁判所に行ったのかは書かれていないため、偽証を求められたかについては不明である。
問題が発覚して以降、彼女はクリニックとの連絡も取れずにいる。
しかし、カンボジアに連れ出された子供の1人が彼女の子供である可能性があり、もしも子供が不幸な環境にあるのなら、自分が喜んで引き取りたいと語ったという。しかし、子供はきっと彼を愛してくれる家族といると思う、と最後に希望を込めるように語った。
【翻訳/編集 : そむちゃい吉田】
日本人御曹司の代理母になった女性はワーサナーと名乗る32歳で、バンコクのスラムに家族親類7人が同居で暮らしている。普段は露店でタイ伝統のスイーツを売っている。
彼女が代理母に応募したきっかけは、2012年にネット広告を見つけたことだった。そのとき彼女の家族は父親の病気治療費を払えずに困窮していた。1万ドル(約105万円)という報酬に応募を躊躇することはなかった。
募集広告には、外国の子供が欲しくても出来ないカップルのために、と書かれていた。そして、応募の際も外国人カップルと説明を受けた。しかし、彼女に紹介されたのはカップルではなかった。
実の親について、彼女自身は知らされないのだろうと思っていた。しかし、自分自身の卵子が使われたのかも知れないと思ったため、母親は誰かと尋ねてみた。しかし、明確な答えはもらえなかったと言う。
妊娠後期に体調を崩し、2か月早産をすることになった。2013年6月20日に男の子を帝王切開で出産した。そして出産から6日後に帰宅したが、子供がいつ日本人に引き渡されたのかはわからなかった。
2か月後、初めて日本人男性と会ったが、彼は背が高く、髪を肩まで伸ばし、シワのよったボタンダウンのシャツにジーパンというラフな格好だった。そのため、印象はあまり良くなったという。実際に彼は彼女に一言も声をかけることはないままに契約書に署名をするだけだった。
契約の内容についての記述はなかったが、代理母に応募する女性の多くが学歴もなく、法律にも疎い。またこの記事には、女性が親権の手続きで裁判所に行ったのかは書かれていないため、偽証を求められたかについては不明である。
問題が発覚して以降、彼女はクリニックとの連絡も取れずにいる。
しかし、カンボジアに連れ出された子供の1人が彼女の子供である可能性があり、もしも子供が不幸な環境にあるのなら、自分が喜んで引き取りたいと語ったという。しかし、子供はきっと彼を愛してくれる家族といると思う、と最後に希望を込めるように語った。
【翻訳/編集 : そむちゃい吉田】