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キャピタル A、2023年度第3四半期決算発表 - コロナ前の業績を上回る見通し

Global News Asia 2023年12月6日 11時0分

 2023年11月30日、キャピタル A バハッド(以下「キャピタル A」または「グループ」)は、2023年度第3四半期(2023年7月1日から9月30日まで)の未監査決算を発表した。航空・旅行サービス事業グループの売上高は42億リンギット、EBITDAは4億4,800万リンギットとなり、それぞれ前年同期比116%増、520%増の目覚ましい伸びを記録した。

 本年度の累計売上高は2019年度の84%に到達し、着実な経営回復の兆しを見せている。また、財務状況を改善したことにより、グループは現在までに10億リンギットを超えるキャッシュフローを生み出した。

 エアアジア X のPN17(注意銘柄指定)からの解除は、キャピタル A にとって大きな後押しとなり、当グループの PN17 からの脱却と株主への価値還元に集中できるようになった。今後数カ月のうちに、資産売却や株式上場に関する重要な発表を行う予定があり、将来の成長に向け、 より強固な基盤を築く計画だ。

 また、債権者との交渉を大きく進展させ、GEおよびエアバスともすでに債務の再編を行っており、2023年12月までにすべてのリース債務が再編される見込み。

 コロナ禍で受けた打撃から立て直すため、キャピタル Aは現在、航空事業、キャピタル A・アビエーション・サービス(Asia Digital Engineering, Santan, Darts, 関連会社Ground Team Red)、ロジスティクス事業(Teleport)、デジタル・ベンチャー事業(airasia Move、BigPay)、キャピタル A インターナショナルの5つの事業体を確立し、ASEAN有数のブランディングおよびライフスタイル企業として米国株式市場に上場する予定だ。
【編集 : af】

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