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【タイ】日本人男性の代理出産=17人目の子供が誕生・代理母は元ベビーシッター

Global News Asia 2014年9月6日 22時17分

 2014年9月6日、タイメディア関係者によると、24歳の日本人男性が父親だと見られる赤ちゃん(17人目)が、誕生した経緯が明らかになった。

 誕生した赤ちゃんは女児で、代理母は29歳のタイ人。出身地のチェンライ県の病院で4日出産した。妊娠約7カ月の早産だった。この代理母は、以前、男性のマンションでベビーシッターをしていた時に日本人男性から、代理母の話を持ち掛けられたという。

 問題発覚後、初の出産となった今回のケースも、(普通の代理出産の場合、受精卵が着床した後、 出産する病院に父親と母親の名前を登録する)通常の手続は行われておらず、書類上、父親の欄に日本人男性の名前は無かった。

 この代理母は、「生まれた子供は、自分で育てたい。日本人男性には渡したくない」と話している。

 チェンライは、ミャンマーやラオス、中国との国境にも近い北部の都市で、チェンマイの北に位置する。バンコクから航空機で90分程度。長期滞在の日本人にも人気がある自然豊かな地域。

 チェンライから車で約1時間のメーサイは、ミャンマーとの国境の街で、2008年に公開され話題になった日本映画のロケ地としても知られている。

 タイ警察は、日本人男性にバンコクに戻り事情を説明するよう求めており、生まれた赤ちゃんも、今後タイ当局の保護下に置かれることになる。
【編集 : 朝日音然】

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