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中国、フィリピンへサイバー攻撃! 南シナ海問題の関係悪化で電力供給にも懸念広がる

Global News Asia 2024年2月7日 5時0分

 2024年2月6日、フィリピン政府は中国からのサイバー攻撃を受けたと主張したが、在フィリピン中国大使館はこれを否定した。しかし、この事件は中国の影響力とその行動に対する懸念を再燃させた。

 フィリピンの多くの地域では、電力配電網が事実上中国に支配されている。(中国の送電会社の国家電網は、フィリピンの送電企業NGCPの株式の40%を保有しており、エンジニアも派遣している。)これは、中国共産党が電力供給を一時停止する能力を持つことを意味する。この事実は、中国の影響力がどれほど広範で深刻なものであるかを示している。

 さらに、フィリピンの情報・通信技術省の関係者は、中国のハッカーがマルコス大統領や政府機関のウェブサイトおよびメールシステムへの侵入を試みたと発表した。これは、中国企業からの攻撃であったとされる。フィリピン海洋警察当局の報道官は、このサイバー攻撃が中国との海洋問題に関連している可能性を否定できないと述べた。
【編集 : Eula Casinillo】

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